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木村誠二と一問一答。まさかこうなるとは?「ほんとにそのとおり(笑)、自分はずっと五番手で……」【J1第15節「FC東京vs.横浜FC」観戦記パート1として~9月10日Web囲み取材】

 

公式の写真ではキリッと。 ©F.C.TOKYO


 わずか2年前、2種登録で初めてJ3に出た頃は「背が高いからけっこうやれるんじゃないの」と訊ねても「いやー、身長は確かにそうなんですけど、プロは身体の厚みとか当たりの強さ、体幹の強さがちがって……ちょっと厳しいですね」と言っていた木村誠二。彼がまさかこんなに早く味の素スタジアムでJ1デビューを果たし、初先発フル出場初勝利を果たすとは、夢にも思いませんでした。
 練習試合の清水エスパルス戦では丹羽大輝とジョアン オマリが2センターバックを組むその横で左サイドバックとしてプレーしていましたが、つまりはセンターバックの五番手。にもかかわらず、昨晩おこなわれたJ1第15節横浜FC戦で先発を果たし、大輝さんが最後にクローザーとして入ってきてすぐ隣でタイムアップの瞬間を見届けるという驚きの展開です。本人も「思っていたより早かった」というJ1デビューにして初先発はまさに“大連戦”のローテーションさまさまと言ったところですが、結果的に空中戦で負け知らず、後半23分にはアダイウトンにズバーンと一発長いフィードを入れるなどの活躍で見事勝利に貢献、この起用は成功だったと言えるでしょう。
 
 そんな木村誠二のWeb囲み取材が「彼の場合はひと晩置いたほうがいいだろう」というクラブスタッフのはからいで、本日9月10日朝に実現。その内容がおもしろかったので、横浜FC戦の観戦記より先にお届けしたいと思います。
 
◆木村誠二と一問一答
 


Web囲み取材中、笑顔の木村誠二。


──アダに出したフィード

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