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掛け値なしの強敵。豪州の雄パース グローリーを迎え撃つFC東京【ACLグループステージMD2公式前日練習&前日記者会見】

 

フォトセッションより。


フォトセッションつづき。


FC東京の練習。冒頭15分間が公開された。


公開時のメニューはボール廻し。外国籍選手勢は森重真人らと取り組む。


 FC東京はあす2月18日、東京スタジアムでACLグループステージMD2に臨み、オーストラリアのパース グローリーと対戦する。
 パースは現役時代サンフレッチェ広島で5シーズンに渡り活躍したトニー ポポヴィッチ監督が率いる強豪で、2018-19シーズンはAリーグレギュラーシーズン1位。ファイナルシリーズ2位で最終的な1位の座は逃したものの実力は折り紙付きだ。19-20シーズンのパース グローリーは16試合を消化し、現在Aリーグ3位。首位は勝点40のシドニーFCがダントツだが、18試合消化のメルボルンシティを勝点1差で追う恰好。実質2位と言っていい位置につけている。
 スカッドを見ると、U-23オーストラリア代表経験もあるジェイク ブリマー、元オーストラリア代表で英国プレミアリーグでのプレー経験もあるニール キルケニー、スポルティング ヒホンとヘタフェで活躍したサイドアタッカーのディエゴ カストロ(今シーズン4得点)、ウルグアイ出身、サンプドリアとパナシナイコスでプレーしたフォワードのブルーノ フォルナローリ(今シーズン10得点)、2020 AFC U-23選手権招集組の21歳ニコラス ダゴスティーノなどが主力選手。ディフェンダーで唯一全試合出場の192cmグレゴリー ヴュートリヒ(かつてグラスホッパーでプレー、今シーズンヘディングで1得点)に加え、195cmのトミスラフ ムセラ(今シーズンヘディングで2得点)が出てくるとなると、セットプレーの場面は厄介だ。
 

トニー ポポヴィッチ監督。


 公式の前日記者会見には前述のジェイク ブリマーがトニー ポポヴィッチ監督とともに出席した。なお直近の試合を欠場しているディエゴ カストロについてトニー ポポヴィッチ監督は「故障をしているのは事実だが、体調には問題なくあすは問題なくメンバーに入ってくるだろう」と述べている。FC東京側の出席者は長谷川健太監督と髙萩洋次郎。両チームの会見は連続しておこなわれ、東京からパースへと交替する際4人が一堂に会し、フォトセッションに応じている。
 
◆パース、初出場の高揚
 
 今回がACL初出場となるパース。トニー ポポヴィッチ監督が謙虚に

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