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ノックアウトラウンドへの突破口を開いた無失点の立役者、丹羽大輝「(この試合には)平生が出る」「ものすごく声が通るから自分としてはすごくラッキーでした」【ACL/ドーハ戦記/グループF MD6 パース0-1東京】

 

若い選手たちを牽引した丹羽大輝。©F.C.TOKYO


 ここまで出場してきたメンバーに疲労が蓄積、森重真人も出場停止という状況で、カタールに来てから初めて出場する選手が多いなか、ディフェンスラインを引き締めたのは34歳の丹羽大輝だった。
「勝たないと次に行けない可能性がすごく高かったので、勝つことだけを考えてプレーしました。」
 
◆(この試合には)平生が出る
 
 長谷川健太監督のもと、ガンバ大阪在籍時代に4回出場したACL。大会そのものの経験はある。しかし2016シーズンとガンバ時代最後となった2017シーズンはグループステージを突破出来なかった。さぞ胸に秘めたものが――と想像するところだが、本人はあまり考えすぎないようにしていたという。
「平生(へいぜい)が出ると思っていたので――あまりいろいろなことは考えずにただただ

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