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ついに全学年が融合! 日陽、智也、翼、3年生トリオの決勝点で初戦突破【Jユースカップ1回戦第1報】※無料公開期間は終了しました

 
 10月13日、FC東京U-18は東京ガス武蔵野苑多目的グランドで2018Jユースカップ 第26回Jリーグユース選手権大会 1回戦に臨み、ジェフユナイテッド千葉U-18と対戦。3-2の勝利を収め、2回戦進出を決めた。東京の2回戦は20日15時から同じ小平で、カターレ富山U-18とのあいだでおこなわれる。

延長後半、決勝ゴールの場面。まず芳賀日陽が個人で持ち込む。


鈴木智也がクロスを上げる。


そして寺山翼のヘッド!


決勝ゴールを挙げ、ゴール裏に歩み寄るキャプテン翼。


◆脚を攣るほどに走りきり、延長戦で決着
 
 前半12分、バングーナガンデ佳史扶が蹴った左コーナーキックからのこぼれ球に反応して沼田航征がボレーで先制点を挙げたものの、直後に組織を保ち圧力をかけ一気にゴール前まで押し切る千葉の攻撃に屈し、神宮寺嶺の左足シュートと櫻川ソロモンのヘディングシュートにより連続失点。わずか7分間で逆転されてしまう。
 しかし今シーズンのここまでとひと味ちがう東京はファーストハーフ終了間際の44分、佳史扶の左コーナーキックを今度は木村誠二が頭で叩き込み、2-2の同点に追いつく。前半45分間のうちに挽回し、ハーフタイムは選手同士で活発な意見交換。勝ち越し態勢を整えてセカンドハーフに向かった。
 だが残る45分では決着がつかず、勝ち越しゴールが生まれたのは延長後半2分。延長前半で既に脚が攣っていた芳賀日陽が個人技で左から持ち込み、これを鈴木智也が上げて寺山翼がヘディングで決めた。寺山は雄叫びを上げながらゴール裏のファン、そして応援に駆けつけた卒業生篠原新汰の前を歩き、喜びを分かち合った。
 スコアを3-2としたあとは終盤にボール保持ではなく得点を狙うなど少々気になる点もあったが、残り時間をしのぎきりタイムアップ。少々大げさに言えば、ジョホールバルに於ける日本vs.イランのような緊張感が漂う延長戦を制しての快勝で弾みをつけた。
 
◆3年生が奮起。芳賀日陽「自分だけじゃなく、3年生全員が悔しい想いをしていた」

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