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リッピ投入もあと一歩及ばず、苦しい敗戦【J3第20節第1報】

3トップの中央に入った平岡翼。技術は向上している。

試合終了後、ゴール裏の前で、矢島輝一を労うリッピ ヴェローゾ。

◆あと一歩及ばず、すっきりしない敗戦
 8月25日、FC東京U-23は味の素フィールド西が丘でJ3第20節に臨み、ザスパクサツ群馬と対戦。1-2で敗れた。前半35分、左サイドを崩されて失点。後半6分には豪快なミドルシュートを決められた。得点はいずれも今シーズンから群馬の8番をつける風間宏希によるもの。風間はプロ入り後、初のドッピエッタ(2得点)を記録した。

 東京は後半32分、原大智のシュートが至近距離でブロックされた、そのこぼれ球からの展開で、リッピ ヴェローゾの動きに呼応し、フィニッシュに持ち込もうとした芳賀日陽が倒されてPKをゲット。33分、これをリッピが決めて1点差に迫った。後半41分には再び訪れたPKの機会にこれを矢島輝一が蹴ったが、群馬のゴールキーパー松原修平に止められて得点ならず。なんとしても同点に追いつきたい東京は後半45分、波状攻撃で群馬ゴールに迫る執念を見せたものの、ついに割ることはできず、1点差で敗れた。

前線に躍り出たリッピ。このあと芳賀日陽が倒されてPKを獲得。


これをリッピが決め、1点差に迫った。


 コンディションの問題で短時間の出場にとどまることが予想されていたリッピは後半27分からの出場。なかなかテンポが上がらなかった東京はここでリズムを変え、ウラをとれるようになったが、あと一歩及ばなかった。

FC東京U-18から山下渉太GKコーチが参加。ユースメンバーの状況は共有できていた。


ほぼJ3専従となっている芳賀が躍動した。

 臨時選抜チームの常で組織力を一定に保てないエクスキューズがつくにしろ、

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