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鈴木智也/佐藤一樹FC東京U-18監督Interview【高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018第15節第2報】

 
 清水エスパルスユースに敗れたことそのものは残念だが、個々に改善するべき問題点は自覚できている。途中出場で攻撃を活性化させた鈴木智也と佐藤一樹FC東京U-18監督のInterviewをお届けする。
 
◆鈴木智也「全員が高い意識でできるようにする」
 
――昨日J3に出場、体力面を考慮して勝負どころで時間を限定しての出場となりそうなシチュエーションでしたが、後半開始からの出場でした。ピッチに入ったときの心境は?
鈴木智也 前半に2点、悪いかたちで失点し、自分は後半の最初から出ようと思っていました。ピッチに入るとチームに元気がなかったので、声で盛り上げて元気にさせる、というところから始めました。
まずは1点獲ろう、と思ったんですけれども、また悪いかたちで失点してしまって。チームを上向きにさせるプレーをできなかったことが残念です。
 
――出場したときは必ずと言っていいほど個人でチャンスをつくっていて、この試合でも左サイドを起点に何度もゴールに迫っていました。0-3となったあとは?
鈴木智也 もし失点してもマイナスのイメージにしないようにと心がけていたので、失点しても、まずは何も変えずに1点を獲る、ということをめざしました。
 
――攻める姿勢は最後まで保っていました。心残りがあるとするとなんでしょうか。
鈴木智也 きょうの試合は個人、個人の特長を出せていなかったと思います。自分にしても(バングーナガンデ)佳史扶選手にしても、負けている後半であればどんどんドリブルを出せればよかったんですけれども、それもできなかったので。そこが心残りです。
 
――消化不良感が?
鈴木智也 あります。
 
――次からJユースカップに切り換わりますが、この一週間をどう過ごしますか。
鈴木智也 一人ひとりの意識を変えないといけないと思います。高く意識を持ってやっている選手もいれば、そうではない選手も中にはいるのではないかと思うので、みんなが高い意識を持って練習に取り組めるようにしたいと思います。
 

高い水準に全員の意識を揃えたい、という鈴木智也。


――個人としてはJ3に引っ張られる機会が多く、U-18との行き来がたいへんかと思いますが。
鈴木智也 昨日も試合に出てきょうも試合、というのはありますけれども、先輩たちはそれをやってきて、かつ優勝しています。FC東京はそういうチームなので、自分たちの代もそうしないといけない、と思っています。
 
◆佐藤一樹FC東京U-18監督「勝負は細部に宿る。その自覚を次につなげる」

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