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かつてのホームで快足復権なるか。豊田を駆け抜けろ、永井謙佑【今週の小平】

 丸山祐市との対決に自信をのぞかせる永井謙佑。先週よりも覇気が戻ってきたと思しき快速ストライカーがゴール奪取の決意を宿し、かつてのホームに向かう。

先週に比べると表情が明るい。

◆古巣のホームに臨む11番

 昨年、永井謙佑がFC東京に移籍してきたのと同時に、古巣の名古屋グランパスはJ2へと降格した。よって東京の一員として初めて名古屋のホームに赴き、試合に臨むのは今回の豊田スタジアムが初めてだ。しかし、だからといって特別な気持ちはない――と彼が言うのは、今シーズンの前半に味の素スタジアムで一度戦っているからでもあるが、かつてチームメイトだった仲間の多くが既に名古屋から去っているからでもある。
 現在も名古屋に在籍している元同僚のうち、青木亮太は怪我がちで先発から遠ざかっている。楢崎正剛もメンバーに入っていない。かろうじて和泉竜司がスタートの11人に入ってくるかもしれないという状況であれば“古巣感”が薄くなるのも無理はない。

 ピッチコンディションの点では、豊田スタジアムよりも瑞穂陸上競技場のほうが好みだったという。
「豊スタは(ピッチが)緩いイメージがあるので――」
 スピードに特長がある永井にとっては、

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