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久保建英、プロ契約締結後の初ゴール。「来週はゴールを勝利に直結させたい」

久保建英が11月1日にプロ契約を結んでから初となるゴールを決めた。
FC東京U-18の先発メンバーとして臨んだ、11月3日にベストアメニティスタジアムで開催されたJユースカップ準々決勝vs.京都サンガF.C.戦は0-1で敗れ自身もノーゴール。そして中一日の本日5日、今度はFC東京U-23のスーパーサブとして臨んだJ3第30節vs.ガンバ大阪U-23戦で後半17分から途中出場。わずか2分後、クロスのクリアがこぼれてきたところを正確に左足で叩くと、その一撃はゴール左をなんなく陥れた。さらに3分後、久保が右サイドのタッチライン際でプレッシャーをかけてボールを奪うと、ユ インスが単独で運び2-2の同点に追いつく。3分間で2ゴールにかかわった。

2-0で2点ビハインドの状況だったが、どんな意識でピッチに入ったのか──と訊ねると、好調な滑り出しだったことをうかがわせる答えが返ってきた。
「後半最初からこちらの時間帯になったので、それを崩さずにフィニッシュまで持っていけたらいいなと思いながらピッチに入りました。(その後)3分で2点が入って、自分が思っていた以上にいいスタートになったと思います」
しかしこのあとガンバに2ゴールを許し、またも久保がお膳立てした内田宅哉の追撃弾も飛び出したが再び追いつくことはできず4-3の敗戦。無敗は5戦連続で途絶えた。
Jユースカップにつづく敗北に悔しさがにじむ。
「きょうみたいに自分がゴールを決めても負けてしまう試合はあると思います。自分のゴールよりも大切なのはチームの勝利。自分はいつも言っているんですけど、チームの勝利に少しでも貢献するためのゴールでありアシストでありプレーだと思う。今回は自分のゴールが勝利に直結していないので、来週は直結させられるようなプレーをしたい」

しかし、ゴールの喜びがないわけではない。率直にこうも語った。
「きょうのゴールでJ3では2得点め。初ゴールはほんとうにうれしかったですけど、きょうゴールを決めたときは、あと1点獲らなければいけないという気持ちが強かった。ほかにもチャンスがあったなかで決めきれず1点に留まってしまったので、

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