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【有料記事/J1第10節第3報】連休の最後に完封勝利。動いたヨシメーター。泥臭く4位浮上(2017/05/08)

5月7日、FC東京はユアテックスタジアム仙台でJ1第10節に臨み、ベガルタ仙台に0-2の勝利を収めた。この結果、東京は4位に浮上。首位の鹿島アントラーズを勝点2差で追う位置につけた。
前半21分、太田宏介による左コーナーキックのこぼれ球を、眼にも止まらぬ速さで駆け込んだ大久保嘉人がゴールに蹴り込み先制。後半12分には太田宏介の直接フリーキックを仙台ゴールキーパーのシュミット ダニエルが弾いたところを強烈な右足シュートでまたも大久保が決めた。前線からのプレッシングが効いていた東京は、時間の経過とともに脚が止まっていったが、後半38分にクリスランのヘディングシュートを林彰洋が弾くなど守り抜き、2点のリードを保って試合を終えた。

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「仙台がグラウンドを広く使って、(東京のディフェンダーとディフェンダーの)あいだに立つシステムを取りながら、クリスラン選手にロングボールを当てて石原選手を使ってきた。特に石原選手が少し厄介なポジションをとっていたのですが、なんとか最後のところはやらせずに守れたと思う」
5トップ状の相手の前線に4バックのスライドで対応するところは、浦和レッズやサンフレッチェ広島を相手にしたときと同様。篠田善之監督の言葉からは、まず戦術的には隙をつくらないことができていたとわかる。
篠田監督はこうも言っていた。
「無失点は、やはり林(彰洋)やディフェンスライン、あるいは遡れば前線の選手の守備がしっかりとできているからだと思う」
前田遼一と大久保嘉人が前線からプレッシャーをかけにいく。そこに髙萩洋次郎と梶山陽平が指示を出し、

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