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【有料記事/J3第1節第3報】コメント◆小林幹、波多野豪、久保建英、岡庭愁人、山田将之(2017/03/13)

入場時の小林幹。

◯小林幹の談話

ピッチに入ったらやるだけ。特に緊張はしませんでした。
結果を残したくて、ゴールやアシストを求めてやっていたんですけど、それが果たせなかった。悔しいです。技術的にはユースとそんなに差があるとは思わない。でもスピードだったりフィジカルのところでは、あまり体験したことがない強さだったので、すごくいい経験になりました。もっと高い位置でボールを受けて、シュートだったり、チームの攻撃を引っ張るようなプレーをしたかった。
最終的にFC東京のトップチームに上がりたい。そのためにも、このJ3でより多くの試合に出つづけて、結果を残していきたいと思います。

◯波多野豪の談話

勝てたらいちばんよかったんですけど、負けてしまったので、ビデオで観て自分の反省点などを振り返って次に活かしたいです。
やってやろうという気持ちがありました。ホームですし、昨日トップチームがああいう負け方をして(11日、J1第3節)いることもあり、絶対勝ってやろうという気持ちで入りました。
みんなJ1に出るためにJ3で結果を出している。自分の求められていることをやるだけですね。
(フィールドプレーヤーを動かすところの出来は?)守備のところではできましたし、ポゼッションでもゴールキックとか、後半に1本、言っていたことができたので、そこは満足というかけっこうできたと思います。
プロになったからには責任も増えますし、少しでも多くの試合に出てJ1にも出たい。責任感が増しました。
(セットプレーの失点)ユースの選手もまだゾーンに慣れなかったので、試合前日に確かめて、ああいう失点を減らしていきたいと思います。もったいないので。
チームで結果を出せば代表もついてくる。これからも結果を出しつづけて代表に絡めるようになっていきたい。U-20ワールドカップも近いですから、そこも視野に入れてがんばっていきたいと思います。

◯久保建英熱、継続中

まだまだタケ熱はつづいているが、少し落ち着いてきた感もある。久保建英本人の成長によって“飛び級”で出場する試合ごとに、結果と存在感とを残すようになり、大会と幼さのギャップが大幅に解消され、ふつうの光景になってきているからかもしれない。
J初ゴールが生まれなかった試合後は、先日のU-20日本代表候補合宿につづき、囲み取材が実施された。ここでは、カターレ富山の浮氣哲郎監督、FC東京U-23の中村忠監督による久保の評価もあわせて、本人の談話を紹介する。

<浮氣哲郎監督の評価>
報道でそういう(出場する)情報もありましたので、生で観るのは初めてだったんですけれども、いろいろな映像を含め(て確認し)、彼の持っているヘッドアップの力、ファーストタッチでなんでもできるところにボールを収めて判断が速いというところに関しては、(本来のカテゴリーは)アンダー15になるかもしれないんですけれども、そのレベルではないと選手には伝えました。ただし、それ以上にリスペクトしすぎる必要はまったくなく、ファーストディフェンダーとして久保選手に対峙するようであれば、間合いを詰めてしっかりからだが触れるところまでやっていこうという話はしていました。

<中村忠監督の評価>
彼に関してはオン(・ザ・ボール)でのキープ力、それから突破力、アイデアを含め、攻撃の部分で非常にいいプレーを何度か出していたと思います。まだ連携(に向上する余地がある)だとか、もっとダイナミックに動くこと、攻守の切り換え、球際を含めてやっていけば、もっともっと存在感は出てくる。90分間よくやってくれたと思います。

<久保建英の談話>
こういういい雰囲気のなかで、夢の島で90分やれたことはよかったと思っています。
(昨年、J3に出場したときと比べ、強度やスタミナの点はどうか?)昨年の3試合に比べると、

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