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【有料記事/ルヴァンカップ準々決勝第1戦第3報】野澤英之は「タテパスを入れないといけない」と自らを叱咤(2016/09/01)

故障や日本代表招集などの事情で離脱者が多く、徳永悠平と高橋秀人が本来のポジションではない場所でプレー、そして篠田善之監督体制の始まりからそうだったとはいえ河野広貴も右サイドハーフで組織に貢献する割合が多い(余談だが、試合後のミックスゾーンで羽生直剛に「バランサーには訊くことないって」と笑顔で話しかけられた河野には、報道陣に向かって「これからはバランサーで行きます」と言える余裕があった)状況で、ボランチを任された野澤英之の責任は思い。得意なボランチで先発し、篠田監督からも「きょうの中盤は彼に託しました」と言われるほどなのだから、本人にも自覚はある。
ただ、その責任感ゆえに、90分間を通してピッチ上に立っていなければと考えるあまり、ファーストハーフの45分間を抑え気味にプレーしたことは、反省材料となっているようだった。神戸で熱中症に陥ったことを気にしすぎたのかもしれない。

しかしその甲斐あってフル出場したことも事実。第2戦もほぼ同じメンバーで臨むのだとすると、ここで得られた経験値はバカにできない。
「アウエーゴールは与えたくなかった。勝てるゲームだったと思うので、

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