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Preview◆戦術合戦の可能性/J1 2nd 第11節 横浜F・マリノス vs. FC東京(2015/09/18)

Preview◆戦術合戦の可能性/J1 2nd 第11節 横浜F・マリノス vs. FC東京

対戦相手について多くを語ることのないマッシモ フィッカデンティ監督だが、横浜F・マリノスについては「始動から一定の時間をかけ、最適なバランスを見出してきているようだ。経験豊富な選手もいる。相手はこの一年でいちばんいい状態にあるのかもしれない」という言葉を残している。
不調の時期があっても、いつか盛り返し、一年を通しては上位にいるというチームには、経験豊富な、日本の水準では飛び抜けた選手がいる。ガンバ大阪なら遠藤保仁や今野泰幸であろうし、鹿島アントラーズなら小笠原満男や曽ヶ端準であるだろう。そしてマリノスには中澤佑二と中村俊輔がいる。彼らがセンターラインにいることが、チームの水準を担保しているのだ。

マリノスは長い中断明けのセカンドステージ第6節から4勝1分け、五試合でわずかに2失点という安定性を誇っている。ここ数年は失点の少ない堅守のチームという印象だったものが崩れかけているように見えたマリノスだったが、その低迷は脱したようだ。ディフェンスラインの印象はFC東京に近いところがあるかもしれない。ユーティリティプレーヤーで守備に信頼の置ける右サイドバックの小林祐三(東京なら徳永悠平)、

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