青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【今週の小平】レポート◆「守備でやられない」(羽生)「90分間を通して隙を見せない」(徳永)「得点できるサイドバックになりたい」(松田)/徳永悠平全体合流!羽生直剛連続出場!松田陸次節もキッカー!(2015/08/20)

TOKUNAGA_20150820_GOTO_R

NYUU_20150820_GOTO_R

RIKU_aug_GOTO_R

 

レポート◆「守備でやられない」(羽生)「90分間を通して隙を見せない」(徳永)「得点できるサイドバックになりたい」(松田)/徳永悠平全体合流!羽生直剛連続出場!松田陸次節もキッカー!

FC東京は20日、小平グランドで15時30分から練習をおこなった。戦術練習に費やした時間は、16時過ぎ頃から約45分間。いつものように選手の脚を止めてじっくりと説明、戦術を浸透させたうえで選手とボールを動かした。あさってに迫った対名古屋グランパス戦の先発メンバーは前節とほぼ同じになる見込み。森重真人の出場停止によってセンターバックが丸山祐市と吉本一謙のコンビになることだけが唯一の変更となりそうだ。豊田スタジアムで分のいい東京、是が非でも勝点3を持ち帰りたいところだが、離脱者が多いにもかかわらず選手はみな意気軒昴だ。
ファーストステージではほとんどの時間帯を支配しながら名古屋にわずかな隙を衝かれて左右の揺さぶりからのクロスで失点。前節の対ガンバ大阪戦でも久々に似たような失点を喫しているだけに、守備面ではカウンターのリスク管理、早めにつぶすこと、相手のサイドチェンジに対応した速いスライドが重要な点になってくる。攻撃ではここ二試合同様、相手のサイドを衝いていくかたちが鍵になるだろう。

この日、全体練習に復帰した徳永悠平は、終了後は頭に巻いていたバンテージも外し、「まったく大丈夫です」と、笑みをふりまいて質問に応じた。
「名古屋は前線の永井選手、川又選手がいちばん怖いところ。しっかり抑えたい。自分たちにとってはカウンターがチャンスになると思う。よさをどんどん出していければいい。
(守備ではカウンターをさせないことが大事?)自分たちはいつもそうやってバランスをとりながら、変な獲られ方をしないように意識してやっている。そこの準備もいつもどおりやれば大丈夫。
(対ガンバ戦や前半戦の対名古屋戦は数分間だけペースを握られ、一瞬の隙を衝かれて敗れたが、そういう隙をなくす?)
そうですね、90分間を通してやることが大事です。一瞬の隙を見せないのが自分たちのスタイル。90分間、相手に隙を与えずに守りたい」

「キャプテンは(徳永)悠平じゃないですか。おれではないと思います。監督の言動からしてみると。隙あらば狙っていきたいと思います(笑)」と言い、地味にチームを支えようとする羽生直剛は、

(残り 2262文字/全文: 3247文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ