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【第3報】コメント◆太田宏介「同じキックモーションでニアとファーに蹴り分けることができるのは自分の強み」明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第9節 FC東京対川崎フロンターレ(2015/05/03)

コメント◆太田宏介「同じキックモーションでニアとファーに蹴り分けることができるのは自分の強み」明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第9節 FC東京対川崎フロンターレ

主役の座は武藤嘉紀に譲ったものの、試合の主導権を一気に東京へと引き寄せる同点ゴールを決めた太田宏介の存在感ははかり知れない。武藤とならぶ二大得点源である太田が、ぎりぎり話せる範囲の機密を開陳した試合後の囲み取材の模様をお届けする。

○太田宏介の談話

ぼくがいいボールを入れさえすれば決めてくれると信じていました。あの時間帯(終盤)はコーナーキックが多かった。キッカーを任せてもらっている身として、そこで結果を残したいという強い意識を持って臨みました。
(フリーキックは)西部(洋平)さんの特徴をわかっていました。絶対、ニアのほうに動くという確信があったので、中の選手に当たらず枠にさえ行ければ、決まると思いました。うまく西部さんとボールのあいだに東京の選手が入ってボールを隠してくれたので、そういう駆け引きも決まった一因にはあったと思います。
西部さんはぼくが壁の上を超えるキックをすると予想していたと思います。蹴る直前の間接視野のなかで、西部さんの重心がちょっと傾いたのが見えたから、蹴る方向は決めていましたけれど、実際に蹴る瞬間にはもう確信を持っていました。西部さんとの駆け引きに勝てたことがなによりうれしいです。

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