青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【レポート/試合結果・経過】練習試合/FC東京対モンテディオ山形/第1報、東京ホーム小平で今季初のJ1対決に敗れる(2015/02/07)

ニューバランスよりの使者、モンテディオ山形

ニューバランスよりの使者、モンテディオ山形

 

レポート/試合結果・経過◆練習試合/FC東京対モンテディオ山形/第1報、東京ホーム小平で今季初のJ1対決に敗れる

あの徳永が振り切られる場面も……

あの徳永が振り切られる場面も……

 

梶山は持ち前のキープ力で苦境を打開しようと、ボールを保持したままピッチを横断。かつてのケリーを思い起こさせる「困ったときの◯◯頼み」的なプレー

梶山は持ち前のキープ力で苦境を打開しようと、ボールを保持したままピッチを横断。かつてのケリーを思い起こさせる「困ったときの◯◯頼み」的なプレー

 

 

FC東京は2月7日13時からモンテディオ山形と30分×3本の練習試合をおこない、0-2で敗れた。

東京は1本めの先発メンバーが2本めの半ばまでプレー。また、前田遼一、日本代表遠征から戻ってきた森重真人、太田宏介、武藤嘉紀は、それよりも長い時間プレーした。
いっぽうの山形は、数人の重複はあるものの3本とも異なる先発メンバー。石崎信弘監督いわく「やるべきことをやっていなかった」という理由で、ベガルタ仙台から移籍のセンターバック渡辺広大を一度下げ、またあとで出場させるなど、少々変わった起用があった。

1本めは高い守備意識で激しく前からプレッシャーをかけに来る山形を東京がいなす展開。パスを奪われてショートカウンターを喰らうピンチがあったが、その反対にチャンスもつくった。

2本めは、1本めと反対に、キックオフから東京が前がかりに押し込み、山形がボールを保持する時間がほとんどない展開。しかしわずかな攻撃の機会に山形は見事な崩しで2ゴールを挙げた。これらの得点が決勝点となった。

両チームがめざすべきスタイルは1本めに集約されていた。3本めは、試合後の囲み取材でマッシモ フィッカデンティ監督が述べたように、個人のパフォーマンスをチェックするための30分間となった。
丸山祐市と奈良竜樹には落ち着きが見られ、梶山陽平はキープ力で中盤に安定をもたらしていた。梶山と丸山は2本め途中からの出場。
3本めが残り7分となった時点で出場した石川直宏は、特に効果的なコンビネーションがない状況で、自らゲームをつくり、突破するなどアピールした。

まだ開幕まで一カ月もあること、トレーニングの疲労があることを考慮しても、全体的にミスが多く、納得できる内容ではなかった。

 

 

◯試合経過

(残り 2008文字/全文: 3130文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ