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【J1第24節川崎対東京】コメント◆高橋秀人、梶山陽平、武藤嘉紀、河野広貴、羽生直剛、吉本一謙「きょうはOKという顔をしているやつはいなかったです。みんな悔しそうにしていました」(河野)「ボールを大事にしたかった」(梶山)[本文3,547文字](2014/09/20)

【J1第24節川崎対東京】コメント◆高橋秀人、梶山陽平、武藤嘉紀、河野広貴、羽生直剛、吉本一謙コメント「きょうはOKという顔をしているやつはいなかったです。みんな悔しそうにしていました」(河野)「ボールを大事にしたかった」(梶山)

 

○梶山陽平の談話
監督には「バランスをとりながらアグレッシヴに行ってこい」と指示されました。
(出場時間は)少し伸びたので、また次に少し伸びるようにしたいですね。
(入ったときは)間延びしている状態だったので、しっかりプレスバックと前に出て行く、というところ。でも、もっとスムーズに入れると思う。きついなかでもっとゴール前に絡んでいけるようにやっていけたらいいと思います。
(自分で奪ったあとそのまま右サイドの奥まで行ったところはキープ力が生きたと思いますけれども、ああいう時間をつくるプレーができるとチームとしては助かるのでは?)
まあ、ぼくは途中から入って、すごくきつかったですけど、みんなはもっときつい状況でやっていたので。ああいうところで時間をつくって、しっかりつなげて、押し込めれば。相手陣地で休めるのがいちばんいいので。そういうところはどんどんやっていければいいかなと思います。
(オトナなプレーですかね?)
まあ(笑)、きつそうだったので。ボールを大事にしたかった、ということはあります。

○吉本一謙の談話
ゼロに抑えられたことはすごくよかったと思うんですけど、きょうは勝点3が欲しかったので、悔しいという気持ちのほうが強かったですね、みんな。試合が終わったあとは。
きょうは選手間の距離感を、前に行くときもそうだし、うしろに引くときも近くしようと話していた。ひとりがかわされたらひとりがカバーに行ける位置というのを、特に中盤、米本選手と高橋選手と羽生選手は、互いに誰かがかわされたらほかのふたりが行ける位置にいてくれたので、そういう意味では守備の距離感はよくなったと思う。あとは、あれだけ前の選手、(河野)広貴も、武藤選手もエドゥー選手も最終ラインまで戻ってきて守備をしてくれていたので、そのなかでどうやって攻撃に出ていくかが課題かなと思います。うしろにがんばってくれているから、前の選手が点を獲れなかったのは、前の選手のせいだけじゃない。点を獲られているときも、うしろの選手のせいだけじゃないと、みんなで話し合っていたけれど、もう一回できなかったことを直して。(この試合で)一個直せたと思うので、次からもう一個ずつ修正して、右肩上がりに強いチームになっていきたい。
あとはやっぱり、勝点3が欲しい。これで(リーグ戦は)12試合負けなしですけれども、選手たちは「4試合勝てていない」と思っている。次にすぐ試合があるので、とにかく勝点3を獲れるように、短い期間ですけど、準備していきたいと思います。

○高橋秀人の談話
(チャレンジ&カバーの徹底などで防ぎきった点で手応えはありますか?)
勝てなかったことがすべてですから、手応え、ということはあまり言われたくないのですけれども、前半20分まではいいかたちでボールを奪えていました。ただ(中村)憲剛さんが少し下がったときに、入れちがいで相手のボランチ、パウリーニョと谷口彰悟が上がっていくのに対して、誰がどこまで見るのかがおろそかになってきたし、後半に関しては少し押し込まれてしまって、憲剛さんがボランチまで下がって3ボランチになった時間帯に起点にされて、小林悠のダイアゴナル(斜め)の動きやレナトのシュートがあり、ほんとうに後半は厳しい戦いとなったので、中盤の自分のところでは、あまり手応えを感じていません。しかし(徳永)悠平さんや(太田)宏介、モリゲ(森重真人)と吉本(一謙)は、個のところで、最終局面で相手をしっかりと抑えていた。そこは彼が相手を研究していい準備をした結果だと思います。
(梶山陽平とのドイスボランチ)
もう少し自分たちでボールを保持すればするほど(梶山)陽平さんのよさは生きると思うし、陽平さんがボールをさわればチームに落ち着きが生じる。きょうもキープしてくれてそこで起点がひとつできたので、これから自分と陽平さん、ヨネ(米本拓司)、(河野)広貴、ニュウさん(羽生直剛)、タマ(三田啓貴)、周りの選手を含めてどのような関係で、どのような位置でボールの出し入れをするのか、もっと連携を深めないといけない。お互いがお互いのよさを出して、かつ新たな試みをしていかないといけない。残り10節で陽平さんが戻ってきてくれたことは自分たちにとって励みになるし、また切磋琢磨して陽平さんに負けないようにやっていきたい。

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