青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【今週の小平】レポート◆またも非公開の前日練習/コメント◆「あしたは点を獲ろうと思っています!」(武藤)「二戦連発で乗っていきたい」(三田)/マッシモ フィッカデンティ監督、高橋秀人、三田啓貴、武藤嘉紀/選手短評◆前節(2014/03/07)

◆今週の小平 3月7日練習レポート

3月7日、FC東京は小平グランドにて15時から完全非公開の公式戦前日練習をおこなった。戦術面を中心に調整した模様。先週同様、1時間30分の練習終了後にファンサービスは実施された。

ヴァンフォーレ甲府は前節0-4で負けているだけに、必勝を期して臨んでくるはずで、気を引き締めるべきという声が選手の大勢を占めているようだ。高橋秀人は「つなぐ能力はある」、マッシモ フィッカデンティ監督も「100%スペースを消して後方を守ってくるということはない」と、必ずしもベタ引きではないと見て警戒を怠らない。

 

DSC_5183_R

いっぽうで前節多くの決定機を逃した自らの攻撃についてはポジティヴだ。マッシモ フィッカデンティ監督は「現在のサッカーを継続して質を高め、個の質も上がれば、(確率論的に決まるはずのゴールのその)確率が高まる」と自信をのぞかせている。
アカデミー出身の武藤嘉紀は「「あしたは点を獲ろうと思っています!」とゴール宣言。三田啓貴に到っては「二戦連発で乗っていきたい」と貪欲だ。
油断を戒めつつも強気の東京が、守備をベースに慎重にゲームに入りながらも、確実に得点を重ねて今シーズン初勝利を狙う。

○マッシモ フィッカデンティ監督の談話

【ヴァンフォーレ甲府について】
「甲府のようにスペースを消して後方を守ってくるチームに対してはサイドチェンジで左右に揺さぶることはたしかに重要になってきますけれども、基本的に(甲府が)100%そのように来るとことはないと思っていますし、甲府がどのように出てくるかを見極めてしっかりと対応していきたいと思っています」

【前節多くの決定機を逃した東京の攻撃について】
「やはりいま自分たちがやろうとしているサッカーをつづけていくことが重要です。そのうえで、最終的に選手たちのクオリティが、ゴールにつながるか否かの要素になってきます。選手たちが向上していくにつれ、まちがいなくゴールが決まる確率も高まると思っています」

【対ニュージーランド戦の森重真人について】
「スタメンで90分間プレーしてゴールを決めたということは森重選手自身にとってもすばらしいことです。ワールドカップが控えているので、しっかりと結果を残していくことで最終的にブラジルのピッチに立つことを願っていますし、代表の試合に於いてもJリーグの試合にもいい影響があると思います。ポジティヴな要素だと思っています」

(残り 2116文字/全文: 3119文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ