【プレビュー&レポート】2012 Jリーグディビジョン1 第28節第1日 鹿島アントラーズ対FC東京 プレビュー&前日練習レポート(2012/10/05)
迫力あるセットプレー
J1第28節対鹿島アントラーズ戦を翌6日に控えたFC東京は5日、小平グランドにて午前練習をおこない、遠征地へ向けて出発した。
ゴールキーパーのキャッチングとフィールドプレーヤーのボールポゼッションに分けてスタートした練習は、つづいて両者が合流してのゲーム形式に移り、最後に前日練習恒例のリスタートへ。フリーキック左右、コーナーキック左右、そして最後に直接フリーキックに取り組んでいた。
相手チーム役のビブス組では右足のキッカーを羽生直剛、左足のキッカーを河野広貴が務め、その羽生の初弾をいきなり渡邉千真がズドンと押し込む。
すると「相手はフリーキックを全部外してはくれないぞ!」とランコ ポポヴィッチ監督から檄がとび、双方ともに精度が高く緊張感のある撃ち合い、守り合いへ。ラストは森重真人が得意の直接フリーキックを壁とゴールキーパーをものともせずに決めてお開きとなった。
6日に東京と対戦するのは、ここまで通算6勝15敗6分と苦手の鹿島。しかも場所は鬼門の県立カシマサッカースタジアムだ。
鹿島の順位は14位と振るわず残留争いに巻き込まれかねないポジションではあるが、じつは東京との勝ち点差はわずかに6と、大差があるわけではない。そもそもベンチに増田誓志、本山雅志、遠藤康、ジュニーニョ、興梠慎三を置くほどのタレント集団なのだから、攻撃に冴えがあるに決まっている。
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