J2第4節徳島ヴォルティス戦　「ショッキングな失点で公式戦4連敗。やるべきことをやらなかった試合の入りがすべて。徹底しきれず、『心の強度』の低さを露呈」【レビュー】

2024年03月18日 12時00分　
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【写真　水戸ホーリーホック】

ミスだけが敗因ではない

90＋6分、左サイドで与えたFK。ゴール前に上げられたボールに対して、GK松原修平が前に飛び出してパンチング。固く握った拳でボールを弾き飛ばしてピンチを脱したかと思われた。しかし、松原の拳に当たったボールは前にではなく、後ろに飛び、ゴールに吸い込まれていった。時間帯的にも、形的にも、ショッキングな失点。痛恨の敗戦を喫すこととなった。

「もう一つギアを上げきれず、あのようなミスが出てしまう。流れを持ってこれなかったことは僕を含めて、全員で考えないといけない」
濱崎芳己監督がそう振り返ったように、そのミスだけが敗因ではない。そこに至るまでの流れに大きな問題があったことを見つめるべきだろう。

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