デイリーホーリーホック

小島耕社長インタビュー(後編)「昨季つらい思いをさせた分、今季は必ずいい1年になるようにクラブとして一つの強い塊になって進んで行く」【インタビュー】

【写真 水戸ホーリーホック】

市民クラブでも勝ち目はある

Q.2024シーズン、J2リーグは20チームに減り、降格は3チームに増えます。昨季以上にシビアな戦いが予想されます。
「シビアなシーズンになると思っています。若い選手が多い中、しっかりといいスタートを切ってほしいと思っています。昨シーズン、悔しい思いをした選手、監督、スタッフがいますし、彼らがリバウンドメンタリティーをどのように発揮するかがカギを握ると思います。そこを注視していきたいですし、支えていきたい。フロント側からいい時間を過ごせるような働きかけをしていきたいと思っています。サポーターのみなさんには昨シーズンつらい思いをさせた分、必ずいい1年になるようにクラブとして一つの強い塊になって進んで行きたいと思っています。ぜひ、応援をお願いしたいと思っています。監督も悔しい思いをたくさんしたことが、彼自身の成長を早めてくれていると感じています。シーズン終わってから何度か2人でお話しましたが、彼自身がクラブ全体に喜びをもたらしたいという思いで、オファーを受けてくれました。彼自身がさらに成長して、より大きな成功をおさめてもらいたいと思っています」

Q.J3のクラブでも大きな資本が入るケースが増えています。これはJリーグ全体の流れとしてさらに強まっていくことが予想されます。その中で水戸は市民クラブとしてどのように生き残っていこうと思っていますか?

(残り 2024文字/全文: 2696文字)

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