J2第28節東京ヴェルディ戦 「圧力に屈すことなく、上位相手に敵地で価値あるドロー。ただ、それでも感じた力の差。これから、さらなる進化が求められる」【レビュー】
押し込まれながらも耐え抜いた
前節大宮戦と同じスコアレスドローという結果となったが、その内容は対照的なものだった。大宮戦は終始押し込みながらも相手の守備をこじ開けられずに無得点に終わったものの、今節は東京Vに押し込まれ続けながらも耐え抜いて無失点に抑えることに成功して勝ち点1を手にした。勝利を逃したとはいえ、前節と正反対の内容でも勝ち点を得たことはポジティブに捉えることができるだろう。
プレビューでも記した通り、思い出すのは4月29日の前回対戦。タフな守備と力強い攻撃を徹底して上位に位置する東京Vに対して、互角の戦いを演じたことは隙を見せて失点を重ねてきたリーグ序盤からの進化を示すものだった。しかし、79分にミスから失点して敗戦を喫してしまった。それがわずかな差であるようで、大きな差になっていることは現在の両者の立ち位置に表れている。だからこそ、今節はチームとしての成長を示したい思いを持って挑んだ一戦だった。
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