J2第23節ファジアーノ岡山戦 「攻守で狙いは出せたものの、セットプレー1本に泣く。『先制点を与えない』と『先制点を取る』意識のバランスの微修正が必要だ」【レビュー】
勝ち切れなかった現実をどう受け止めるか
「トレーニングで積んできた攻撃や守備のところは、狙いとするシーンはある程度出せたと思っています」と濱崎芳己監督は手ごたえを感じながらも、「1点の重みがゲームを左右するということはゲーム前から話をしていました。結果的にその1点に泣いたところがあると思います」と唇を噛んだ。
決して内容は悪くなかった。前半は互角の戦いを演じて、がっぷり四つの展開で試合を進め、後半に入ると、ほぼ一方的に攻め込む展開に持ち込むことができた。試合を通して、岡山に与えた枠内シュートは24分のゴールシーンのみで、攻撃においてもより多くのチャンスや決定機を作り出したのは水戸だった。それでも、勝ち切れなかった現実をどのように受け止めるのか。そこに今後の水戸の命運がかかっている。
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