J2第39節ジェフユナイテッド千葉戦 秋葉忠宏監督「選手が持てる力をすべて出してくれているにも関わらず、なかなか勝利を引き出せず、改善する姿を見せられないことを考えると、もう僕がやるべきではないと思いました」【コメント】
「クラブといろいろ話し合った結果、今シーズンを持ちまして、監督を退任しようと思っています。何度もこういうシチュエーションを迎え、今日も5千人以上のサポーター・ファミリーが来てくれている中、クラブが一生懸命集客してくれている、選手も必死になって戦ってくれている。これだけファイトして、これだけ持てる力をすべて出してくれているにも関わらず、勝利へ導けない。勝ちを引き出すことができない。勝負の世界は甘くないですし、なかなか改善する姿も見せられないということを考えると、もう僕がやるべきではないと思います。クラブが違うステージに行くにあたって、もっともっと素晴らしい指導者に来てもらうとか、より選手を成長させることが必要だと思います。今シーズンを持って退任しようと思っています。これからどこでやるか分かりませんけど、指導者をやめようとは思っていませんから、しっかりと勝利に導ける、選手の成長をもっと手助けできる、なんとか勝ち切るだけのものを見せられる指導者にならないといけないと思っています。
言った通り、クラブも選手も僕なんかのために、最後の最後まで一つのトレーニングから手を抜くことなく、正しくハイレベルな競争を見せてくれています。何があっても下を向くことなく、戦い続けた3年間に感謝しています。だからこそ、本当に一番大事なところで3連敗したことがなかったのに、4連敗をしてしまったり、今日も5千人以上の人が来てくれて、中にははじめて試合を見に来てくれた人、はじめてホーリーホックを見に来てくれた人がいる中で勝つ姿を見せることができなかった。勝利に導けなかったことが僕の中で大きかったと思います。プロは当たり前ですけど、勝ってナンボですし、勝たせてナンボです。しっかりしたものを見せたかったという自分自身のふがいなさや情けなさがあり、今日も同じような結果になってしまったなと自分が腹立たしくなる試合でした」
Q.退任は試合前に決まっていたのでしょうか?
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