J2第7節東京ヴェルディ戦「無念のスコアレスドロー。『もっとストライカーを見て』。清水慎太郎の訴え」【レビュー】

2019年04月05日 9時12分　
カテゴリ：レビュー
タグ : pickup • 東京ヴェルディ • 水戸ホーリーホック

【写真　水戸ホーリーホック】

左サイドから東京Vを圧倒

「立ち上がりから圧倒することをミーティングで確認した」（白井永地）。前節鹿児島戦から中3日で挑んだ今節、試合開始と同時に水戸はハイプレスをかけて怒涛の攻撃を見せた。

その旗手となったのが、今節がプロ初先発となった浅野雄也だ。爆発的なスピードとキレのあるドリブルを武器とする浅野の特長を生かして、「左サイドから攻めていく」狙いを持って攻撃を仕掛けていった。開始1分に左サイドからのクロスを清水慎太郎が頭で合わせるチャンスを作ると、その後も左サイドから何度も決定機を作り出す。そして27分にはこの最大のチャンスが訪れた。左サイドを突破した浅野の速いクロスをゴール前に走り込んだ黒川淳史が合わせる。しかし、GKの素早い反応に防がれ、ゴールを決めきることができなかった。45分間、ほぼ一方的に水戸が攻め続けたものの、無得点のまま前半を終えた。

（残り 1492文字／全文: 1953文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。