J2第38節ロアッソ熊本戦「楽勝ムードが一転、辛勝に。5試合ぶり勝利も今までの課題を克服できず」【レビュー】
水戸がよかったというより、熊本の状態が悪かった
4連敗中だったチームにとってのどから手が出るほどほしかった勝利だ。しかし、試合後、「勝ったけど、気持ちよくはなかった」と語った前寛之をはじめ、選手たちの表情に笑みはなかった。
序盤から水戸が熊本を圧倒した。ただ、水戸がよかったというより、最下位に低迷している熊本の状態が悪かったことが原因だったと言える。前節の反省を踏まえて今節は前線からプレスをかける通常の戦いに戻して試合に臨んだものの、「(プレスが)弱かった」と長谷部茂利監督が振り返るように、連動しきれずにボールを展開される場面が散見した。しかし、熊本がそこでミスを連発してくれたことによって助けられた。
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