【HHレポート】第19節ヴァンフォーレ甲府戦・尾本敬選手が退場した場面のジャッジを、審判委員会の協力を得て検証(2012/6/22)
疑問が残った2つのジャッジ
第19節甲府戦、勝負を左右したのは73分のシーンであった。甲府がペナルティエリア右サイドに侵入して放ったシュートを防ごうと、尾本敬選手が体を投げ出してブロックに入った。その際、相手のシュートしたボールが尾本選手の手に当たったとしてPKというジャッジを下されることとなった。そして、尾本選手のプレーを「反スポーツ的行為」と判断を下され、この日2枚目の警告を受けて退場処分となってしまったのだ。
この一連のジャッジに対しての疑問は以下の2点である。
1)ハンドの反則は“意図的”に手や腕でボールを扱うことで、尾本選手のプレーが果たして“意図的”であったのか。
2)尾本選手のプレーのどこが「反スポーツ的行為」なのか。
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