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デジャヴ……J1第24節・セレッソ戦(H) マッチレビュー

 

▼2023明治安田生命J1リーグ 第24節

8月20日(日) 18:33キックオフ/ニッパツ三ツ沢球技場(8,195人)

横浜FC 0-1 セレッソ大阪(Jリーグ公式サイト

【得点】
49′ セレッソ/レオ・セアラ

 

まるで3カ月前にヨドコウ桜スタジアムで行われた第15節(5/28)の前回対戦(0●2)をなぞるように試合は進んだ。

横浜FCが引いて守りを固めカウンターを狙う戦い方を選択したのも前回対戦と同じで、序盤からセレッソがボールを握って横浜FC陣内で試合を進めた。前半のセレッソのボール保持率は62%で、前回対戦での64%とほぼ同じ数字が出ている。そしてセレッソが自らのストロングであるクロスから先制すると、今度はセレッソが引き気味に試合を進める。横浜FCがボールを持って攻める時間を増やすものの、最後までゴールネットを揺らせずに終わったのも同じだった。

先制された時間帯が前半終了直前(前回)であったか、後半開始直後であったかは、それほど大きな違いではない。2失点目を食らわなかったのはもちろん良かったが、気持ちが前向きになれるほどの収穫とは言えない。それよりも、狙った戦い方に持ち込んでおきながら敗れたこと、しかもその内容が前回対戦とそっくりだったことに虚しさと危機感を覚えざるを得なかった。

 

【選手交代】(横浜FCのみ)
62′ 林→近藤、慶治朗→カプリーニ
77′ ユーリ→三田、山下→マルセロ
82′ 伊藤翔→高井

 

 

▼前回対戦と同じやられ方

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