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コロナ禍の非常事態。選手層の厚さで乗り越えろ……J2第28節・東京ヴェルディ戦プレビュー

■今節の相手:東京ヴェルディ

▼基本情報(第27節終了時点)

(※消化試合数が1試合少ない)11位/勝点36/9勝9分8敗/得点45/失点42
主な得点者:佐藤凌我(10)、杉本竜士(6)、新井瑞希(5)、バスケス・バイロン(4)、小池純輝(3)、ほか
主なアシスト:梶川諒太(7)、新井瑞希(6)、杉本竜士(4)、バスケス・バイロン(3)、ほか

 

▼前回対戦を振り返る

第20節(6/5)、ホームで1-1のドロー。攻撃でも守備でも最終ラインを高く押し上げ、その裏を突かれての失点を重ねていた東京Vは、サウロ・ミネイロのスピードを警戒してか裏を空けないよう、攻守に前に出ていく人数は抑え目だった。横浜FCも第19節・山口戦から取り組んでいる、「むやみに取りに行かずに、相手を引き込みながら要所要所でプレスをかける」(長谷川竜也)守備で臨んだため、試合は前半からこう着。「お互いに良さを消し合うような」(小池純輝)展開が続いた。均衡が破れたのは後半、東京Vのセットプレー。54分、平智広がCKからヘディングを決めて先制するが、横浜FCはそのリスタートのキックオフからガブリエウのロングキックにサウロが競り合い、ゴール前へ走ってきたイサカ・ゼインがこぼれ球を豪快に蹴り込んで追いつく。その後、横浜FCはさらにギアを上げるために古巣戦となる山下諒也を投入するが見せ場は作れず、東京Vも佐藤凌我や新井瑞希を投入したがゴールネットを揺らせず、互いに不完全燃焼感の残る勝点1となった。

 

■コロナ禍の非常事態。選手層の厚さで乗り越えろ

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