「策士、策に溺れる」からのカオスによる逆襲。激しい打ち合いの末に勝点1ずつを分け合う……2022シーズンJ2第12節・町田戦(H)マッチレビュー
プレビューでは大見えを切って「ミラーゲームになる心配はゼロ」と書いておきながら、いざキックオフしてみると町田は思い切り[3-4-2-1]で並んでいた。しかも守備はマンツーマンで、「町田はブロックを作ってミドルゾーンで強度の高いプレスをかけるチーム」と書いたのも外れた。非常に恥ずかしい。そして前線には、これは予想通りターゲットマンの鄭大世。ミラーゲーム、マンツーマンプレス、ロングボールという3点セットがそろった試合は、第9節・千葉戦、前節の栃木戦とシュート本数も少なく内容も低調だ。
予想を嫌な方向に大外ししたことで重い気分でピッチを眺めていたが、開始9分にあっけなく先制し、前半はほぼゲームを支配した。ただしかし、そのままで終わるとも思えなかった。
▼町田の選手も驚いたミラーゲーム
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