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相手の対策に見事にハマるも敵地で勝点1。守備陣の奮闘が光る……2022シーズンJ2第11節・栃木戦(A)マッチレビュー

一昨年竣工したカンセキスタジアムとちぎで行われた栃木SCとの一戦。過去2シーズンをJ1で戦った横浜FCにとっては初めて訪れるスタジアムだ。国体仕様でトラックがあるとはいえ、スタンドは十分に傾斜がつけられていて見やすく、ゴール裏での応援となると別問題だが、屋根も全周を覆っていて観戦には申し分ない。何より、栃木がホームとしてきたグリーンスタジアムは芝の悪さに定評があったが、それも問題なさそうだ。

晴天に恵まれ、キックオフ時の気温は25.8度。まさに観戦日和で、仕事でなければビールでも飲みたいところ。しかしそんな呑気な気分は試合が始まるとすぐに消え失せた。栃木は明らかに、横浜FCに対してきっちり対策を準備し、それがハマっていたからだ。

 

▼ミラーゲーム、マンツーマンプレス、そしてロングボール

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