HAMABLUE PRESS

琉球のエンジンがかかる前に3ゴールで試合を決める。層の厚さでコロナ禍の3連戦を3連勝で乗り切った……2022シーズンJ2第08節・琉球戦(H)マッチレビュー

試合2時間前、琉球のスターティングメンバーに上原慎也の名前がないのを見て、まずは一番嫌な展開は避けられたなと一安心した。実際、試合が始まってみると早い時間帯からポンポンと得点が入り、20分で3点のリード。しかしもつれれば上原に加えて、ディフェンダーながら背番号9をつける李栄直までパワープレーに出てくるかもしれない。2018年6月のホーム三ツ沢でのヴェルディ戦、2-1で迎えたロスタイム、当時ロティーナ監督に前線で起用されていた彼に、ロングボールから同点ゴールをねじ込まれたことを憶えているサポーターもいるだろうか。幸いその展開にもならず、3-1と今季初の2点差での勝利だったが、最終的にシュート数では10対13と上回られ、ここまで同様に苦しい試合になったことに変わりはなかった。

 

 

▼琉球が選んだのは地上戦

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