HAMABLUE PRESS

開幕節・大宮戦で見えた新生横浜FCのサッカーとは?……ディープ戦術・第一回

練習公開が見合わせとなった中、急きょ始まったこの新企画。第一回は、選手として京都、大宮、釜山、讃岐でプレーされ、現在はJFA登録仲介人としてグロボル・フットビズ・コンサルティングに所属する渡邉大剛さんをお迎えしてお送りします。

大剛さんは渡邉千真選手のお兄さんで、地元の国見高で全国制覇。卒業後2003年に京都サンガF.C.でプロとなり、19年2月に引退されました。現役時代は戦術理解力の高さを生かしたプレーで知られ、それをメディアに説明するのも上手だったことから、当時大宮の番記者だった筆者らは『大剛解説員』と呼ばせてもらっていたほどです。実際に、引退されてからは大宮の試合でテレビ解説を務めたり、グロボル社では斉藤光毅や武田英二郎ら契約選手にプレー分析などのサポートも行っておられます。また引退後に、品川CC横浜でアマチュアとして20年12月までプレー。末の弟の渡邉三城さんはY.S.C.C.横浜でプレーされていたので(16年に引退)、三兄弟“全員Jリーガー”と“全員横浜でプレー”も達成しました(現在も品川CC横浜キャリアアンバサダー)。

今回、大宮の試合ということもあって観戦した大剛さんに、開幕戦から見えた横浜FCのサッカーを分析していただきました。分かりやすく解説していただいていますので、ちょっと長いですがぜひ読んでみてください。

 

 

▼勝点1でも良かった展開を選手層の厚さで押し切る▼

 

ハマプレ
まず、試合を見ての感想はどんなものでしたか?
大剛さん
横浜FC視点で見れば、勝点3を取れた素晴らしいゲームだったと思います。始動してからここまでで、チーム戦術はけっこう落とし込めているし、選手もそれを体現できている印象を受けました。ただ、途中の進め方にはちょっと問題があったとは思います。特に2点を追いつかれてからは完全に大宮のペースでしたから、勝点1でも良かったのかなという印象でしたが、そこをよく勝ちきったなと
ハマプレ
勝点1でも良かったかな、両者に差はそんなになかったかな、というところですか?

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