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カインズ出向社長に、サポーターが激怒【無料記事=結果】J2第12節ザスパ対V・ファーレン長崎 ザスパ3連敗&最下位低迷でサポーターが社長に説明を求めるも、社長は“逃亡”。選手がチームバスで帰れずにタクシーで帰宅する「前代未聞の大失態」

カインズ出向社長に、サポーターが激怒。カインズスペシャルマッチ大紛糾【無料記事=結果】J2第12節ザスパ対V・ファーレン長崎 ザスパ3連敗&最下位低迷でサポーターが社長に説明を求める“約束”も、社長は“逃亡”。選手がチームバスで帰れずにタクシーで帰宅する「前代未聞の大失態」

 

 

 

【結果】

 

ザスパ  1−2 長崎

前半(1−2)

後半(0−0)

 

 

【得点】

 

6分:マテウス・ジェズス(長崎)

9分:マテウス・ジェズス(長崎)

28分:北川柊斗(ザスパ)

 

【試合内容】

 

守備が崩壊しているザスパが長崎に1対2で敗れて3連敗となった。2試合連続で4失点のザスパは守備の立て直しが急務だったが、開始6分にセットプレーの守備が乱れてあっさりと先制を許した。

 

さらに前半9分には弱点の左サイドを崩されると、ゴール前の守備が甘くなり追加点を奪われた。2点ビハインドとなったチームは、前半28分にカウンターから北川柊斗がゴールを決めて1対2で前半を折り返した。

 

後半、ザスパはホーム初勝利を狙って反撃を仕掛けていったが、チャンスを決めきることができずに1対2のまま試合終了となった。ザスパは3連敗で最下位のまま。開幕12試合で1勝3分8敗、ホームでは未勝利。最下位でJ3降格の危機となっている。今季は、18位以下の3クラブはJ3降格のレギュレーションとなっている。

 

 

試合後は大混乱となった。サポーターによると試合後に、ザスパ赤堀洋社長が成績低迷や今後の方向性などについて説明する予定だったという。サポーターはゴール裏で社長や強化担当の説明を待ったが、社長らは対応せず。サポーターは、複数のゲート前で社長を待つ流れとなった。

 

 

その影響でチームバスが出発できずに、選手はタクシーなどで帰るという「前代未聞の大失態」となった。社長らが約束どおりに対応すれば事態は収束しただけに、クラブの選手軽視だ。

 

サポーターのSNSによると、スタジアムに残ったファンに対してクラブ側がゲートを閉めてスタジアム内に閉じ込めようとしている映像が確認できた。スタジアム内にはまだ家族連れもいたため、クラブの対応は安全面で大きな問題があった。

 

 

関係者によると、社長はサポーター対応をせずにスタジアムを離れたという。地元紙の報道によると、試合終了から4時間以上が経過したのちに、松本大樹強化本部長が対応し、4月30日に説明会を行うことをサポーターに伝えたという。

 

 

ザスパ赤堀社長は、メインスポンサーのカインズからの出向。長崎戦はカインズスペシャルマッチだったが、試合後の現場は大混乱となった。4月28日には、カインズ前橋吉岡店で、応援販促イベントが開催される予定だったが、急遽中止となった。中止の理由は明らかにしていない。

 

 

(2024.04.28)

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