「中2日なので難しいけど、何回やられても立ちあがらなきゃいけないし、そういうクラブなので、必ずできると思っている」(井上健太)他 [浦和戦前コメント]
[コメント]
ジョン ハッチンソン 監督
「(天皇杯敗退について)本当に悔しかったし、どれだけ勝ちたかったか計り知れない。試合のあと、すぐ新幹線に乗って帰ってくるスケジュールになっていた。新幹線を降りたあとに選手たちを集めて、どれだけタフな試合をこなしたかも含めて、選手たちには本当に誇りに思うと話した。国内カップ戦で準決勝に進出し、ACL決勝も戦う経験ができたJリーグのクラブはなかなかないと思う。本当に誇らしいことをやってくれたけど、結果的に天皇杯では決勝に進むことはできなかった。
また、VARのところで悔しいことがあった。もちろん試合後の会見で審判というのは本当に難しい仕事だと思うし、難しい判断をしなければいけない立場にあるという話もしたが、自分が試合を見直した時には「あれはハンドだよ!」と思った。審判の判断は尊重するし、難しい判断をしなければいけない仕事だとわかっていても、悔しさは残る。
(浦和戦でチームに期待する姿は?)この間の天皇杯準決勝は本当に悔しい結果になってしまい、自分としても切り替えは難しい結果だった。試合翌日の昨日も練習が普通にあったので、感情的にもまだまだ切り替えられなかったし、選手たちも同じだったと思います。その中でもしっかり練習をこなしてくれていますし、切り替えて明日のリーグ戦に向けてやっていくんだということに変わりはない。しかし日本サッカー協会にもJリーグにも、もうちょっと配慮していただきたいと思っている。アウェイでACLEを戦って、アウェイでの天皇杯があり、また3日後に試合が組まれているのは本当にタフだし、難しい。そういうところは今後もうちょっと見てもらいたいなというのがある。でも、それを言っても仕方ないので、とにかく明日の試合に向けてやるだけだし、残りの試合も悔しさをバネにしっかりやっていきたいと思っている」
MF 17 井上 健太
「(天皇敗退について)今年これだけタイトにやってきて、苦しい中でも必ず獲らなければいけないものを失ったのはすごく大きい。中2日なので難しいけど、何回やられても立ちあがらなきゃいけないし、そういうクラブなので、必ずできると思っている。このF・マリノスというクラブは、必ず立ち上がって成長してきたクラブで、その一員であるならばクラブのためにやらなきゃいけない、どんな状況でもやらなきゃいけないので、それを肝に銘じてやりたいと思う。すぐには全然切り替えられなかったし、もっとこうしたほうがよかったなとか、すごく難しい感情にはなった。でも僕は負けて成長してきた身なので、そういう経験もしっかりと次につなげないといけないのはわかっているので、そういう気持ちだった。
(エウベルが不在でチャンスになるが)エウベルがいないので、縦に抜くところ、背後に抜け出すのはもちろんそうけど、ビルドアップのところで相手を押し込むことも必要。全部いくだけだとチームもこういう状況で苦しいし、彼は相手を押し込むためのプレーを得意としていて、そういうプレーを自分も身につけていかないといけないと思っている。そういうものを増やしつつ、自分の強みである背後への抜け出しもやりながら、一方に極端にならないように、全部できるようにやりたいと思っている。
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