「こうやって難しい時間を過ごしたり、難しいゲームを過ごすことでチームが得る経験値は今後につながるのは間違いなくて。一人ひとりがどれだけこの責任を負えるかに今後がかかってくるのは間違いない」(小池龍太)他 [柏戦後コメント]
[コメント]
ジョン ハッチンソン 監督
「タフな試合になってしまった。スタートがスローに感じた。前半に失点したが悪くなかった部分もあって、0-1で負けている状況で後半は攻撃に厚みをかけて点を取りに行こうと。システム上の立ち位置を変えて臨んだ。ゴールを奪えなかったにしろ、決定機をいくつか作ったが、決めることができなかった。現状、大きな波があると思う。先日、ACLEで蔚山と対戦して4-0で勝って、ここで良いリズムを取り戻してリーグ戦でも行こうと思った中、0-1で負けてしまう。いろいろな方にスケジュールのことを言われるが自分は特に関係ないと思っている。とにかく次はルヴァンカップ名古屋戦の1stレグがあるので、しっかりとそこに向けて調整していきたいと思う。前を向いて、顔を下げずに戦い続ける、そこだと思う。リーグ戦では難しい状況だが、ここで何かが終わったわけではない。自分たちがやろうとしていることをしっかりとやって、次に向かいたい」
――前半は相手のブロックの中に入って行けずに外でボールを回している状態だったが、後半のシステム変更でどうやって打開しようと考えた?
「中央でボールを失うところが目立ってしまっていた。そこで奪われると相手の強みであるカウンターを食らってしまう。いろいろなチームがいろいろなサッカーをやる中で、彼らのやり方はわかっていた。ああいうところで簡単にボールを失ってしまうのはよくない。前に空いているポケットがあったので、そこに人数をかければ優位になるんじゃないかという狙いがあった。柏の守備のところでもコンパクトさを保って、それを回避してきたが、そこでも自分たちが上回ってゴールを狙えるチャンスは十分に作ったと思うが、決めきれなかった。山村に関してもすごく良い中でやれていた中で、前半も悪くなかったがもっと前へ行きたかった」
――今日の敗戦で広島の勝ち点を上回れないことが確定して優勝の可能性が消えたが、それをどのように受け止めている?
「数年前を見てもらえればわかるように、2018年からマリノスは違うやり方でスタートした。その中で、アンジェが来て、その後にケヴィンが来た。彼らはほぼ1位と2位で終えている。自分は監督として1位以外は意味がないと思っている。この順位というのは僕にとっても、みんなにとっても、十分ではないのはわかっているし、本当に悔しい。満足はまったくしていない。その中で自分たちはリーグ戦は獲れなかったかもしれないが、ルヴァンカップ、天皇杯、ACLEが残っている。この前のゲームから9人を入れ替えてやっていく中でも何も言い訳はないし、戦い続けなければいけない。ファン・サポーターのみなさまに本当に申し訳ない結果を出してしまった。彼らは時間を使い、お金を使い、遠くアウェイの地まできてくださる。そういった方々に申し訳ない気持ちでいっぱい。でも、まだルヴァンカップ、天皇杯、ACLEが残っているし、リーグ戦も残っている。戦い続けることが大事だし、獲れるチャンスが自分たちにはある。しっかりと前を向いて、次に向かってやっていきたい」
MF 35 榊原 彗悟
「自分としてもなかなかリズムができなかったというか、そこは力不足。だけど守備のところだったりでうまくハメられる、うまくいけていたところもあったし、チームとして狙っていたことを出せていたところもあったので、そこはよかった。少しずつリズムが自分の中で出てきたなという時に前半が終わって交代だったので、そこは消化不良というか、悔しい気持ちがもちろんある。
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