中心選手として存在感を放つ背番号4。 チーム全体を引き締め、マリノスをさらなる高みへ。
ディフェンスラインにいる背番号4が抜群の存在感を発揮している。
攻めでは武器とする効果的な持ち出しと球出しで相手のプレスをいなし、フリーになっている味方をシンプルに使って攻撃を加速させる。守ってはセンターバックとしてゴール前で体を張るのはもちろんのこと、一歩早い出足のカバーリングで難を逃れる。戦列復帰後のチームがリーグ戦2試合で2連勝している事実は、彼の存在の大きさを物語っている。
約1年前の昨年8月、右膝前十字靭帯損傷と半月板損傷の大怪我を負った。全治8ヵ月見込みの重傷だった。復活への過程は決して平坦ではなく、3月下旬に復帰したものの5月のACL決勝2ndレグで再び右膝を負傷。川崎フロンターレ戦での公式戦復帰までに約3ヵ月の時間を要した。
スプリントの加速や球際のアクションを見ても、コンディションは上がる余地を残しているはず。らしくない単純なミスも散見される。それでも畠中槙之輔がいるだけでディフェンスラインとチームが落ち着く。いるか、いないか、でマリノスのパフォーマンスは大きく変わる。
本人は謙遜し、言葉も慎重だ。
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