植田啓太がSC相模原へ育成型期限付き移籍。 マリノスの選手として輝く野望を胸に秘め、新たな旅路を行く。
アカデミー出身の若き万能型MFが再び武者修行の旅に出る。
マリノスのMF植田啓太(21)がJ3のSC相模原へ育成型期限付き移籍することが決まった。
小学校3年生でプライマリーに加入してからトリコロール一筋の植田は2021年からトップチーム昇格。同年に栃木SCへ期限付き移籍し、以降3年間でJ2リーグ44試合出場3得点と貴重な経験を積んで今季から復帰していた。
今年1月、新体制発表会での力強い言葉が印象的だ。
「このユニフォームを着てプレーするのを目指していた。でもそれで満足してしまっては元も子もないので、しっかりとピッチに立ってファン、サポーターの皆さんの前でプレーして勝利に貢献することが重要」
マリノスのトップチームでの公式戦出場を夢見ていた男が大きな一歩を踏み出した。
平坦な道のりではないことは覚悟の上だった。実際に、チーム事情や編成の都合でMF以外のポジションに入る機会も多かった。宮崎キャンプでは人が足りないセンターバックに入り、シーズン開幕後の練習試合ではストライカーポジションも務めた。不慣れなポジションに悪戦苦闘したが、幼き日からの念願叶って過ごす時間を無駄にするわけにはいかない。
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