吉田真那斗が大分トリニータへ育成型期限付き移籍。 プレーヤーとしての価値を上げていくチャンスを得た。
DF吉田真那斗(22)がJ2・大分トリニータへ育成型期限付き移籍することが発表された。
鹿屋体育大学から今季加入した吉田は積極果敢なアップダウンと得点力が魅力の右サイドバックだ。しかしながら開幕から層の厚さに阻まれ、思うように出場機会を得られていない。ここまでの公式戦出場記録は途中出場した4月27日のセレッソ大阪戦と6月12日の天皇杯2回戦・FC岐阜戦の計2試合のみにとどまっていた。
トレーニングや練習試合では手ごたえを感じながらも、それを公の舞台で発揮できない鬱屈とした日々を過ごしていた。最近は「試合に出なければ選手としての価値がずっと一定のまま。試合に出ることで他のチームもファン・サポーターも自分を評価してくれる」と可能性を模索し始めていた。
そんな状況下で複数のクラブが興味を示した。主にJ2などの下位カテゴリーとはいえ、レベルの高いマリノスで研鑚を積んでいたからこそ生まれた未来への選択肢と言えるだろう。吉田自身も出場機会を得やすい環境に身を置くことでひと皮剥けたいという思いがあったに違いない。
決断した先はJ2で現在13位の大分だった。
(残り 521文字/全文: 1109文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
tags: 吉田真那斗
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ