「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

オビ・パウエル・オビンナが神戸に完全移籍へ。 今夏に続く二度目のラブコールに応え、日本代表GKに挑戦する。

 

マリノスのGKオビ・パウエル・オビンナ(26)がヴィッセル神戸へ完全移籍することが21日、分かった。近日中にも正式発表される見通しだ。

 

 

流通経済大学出身のオビは2019年8月に2020年の加入内定が発表され、同時に特別指定選手に登録されて優勝メンバーにひとりに。2020年と2021年はいずれも夏の移籍期間中に出場機会を求めてJ2の栃木SCへ期限付き移籍。2022年はリーグ戦出場こそなかったが、主に控えGKとしてチームを支えてリーグ優勝に一役買った。

 

 

今季は開幕前に高丘陽平が電撃移籍したため、先発出場のチャンスを得たスーパーカップ甲府戦でタイトル獲得に貢献。そのままの勢いでJリーグ開幕後も川崎フロンターレ戦と浦和レッズ戦に先発して好セーブを連発。開幕2連勝スタートの原動力となった。

 

 

第3節以降は途中加入した一森純にポジションを譲ったが、オビ自身に落ち度があったわけではない。突然のGK交代はチーム内にも驚きの声が飛び交ったほどで、扱いは不遇と言ってもいい。一方で、実戦を通して一森をフィットさせたいという狙いも理解できなくはない。リスクを承知の上で勝負に出たケヴィン・マスカット監督の采配だった。

 

 

ポジションを奪われた側にとっては難しい時間だったに違いない。ベテランの飯倉大樹が控えGKを務める機会が増え、いつの間にか立ち位置は三番手GKに。それでもトレーニング中から課題と真摯に向き合い、マリノスのサッカーを向上させるために技術習得に励んだ。飯倉の負傷交代で途中出場した5月24日のルヴァンカップ札幌戦では課題のビルドアップで進捗を見せ、日々の練習に意味があったことを体現してみせた。

 

 

成長を実感したからこそ、これからのキャリアを見据えた時に身の振り方を考えるタイミングでもあった。

 

 

ヨコエク

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tags: オビ・パウエル・オビンナ

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