「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「練習から落とし込んでいた部分が動きとして出ていたのを見られた。でも完璧かといえばまだまだ」(キューウェル監督)他 [宮崎キャンプ 練習試合 横浜FC戦後コメント]

 

[コメント]

ハリー キューウェル 監督

「(初の対外試合を終えて)ワクワクしていたし、練習ではいろいろなことを選手に要求していた。ハードワークも求めていたし、30分を4本やるのも難しかったと思う。結果よりも、体力やフィットネスの部分を向上させたくて、そういった部分も見える練習試合だった。こういったキャンプでは慣れていないポジションで出場している選手もいるし、痛みを持っている選手もいるかもしれないが、それはメディカルチームと話しながらやっている。新しい監督が来て、スタッフも変わった時に、自分が求めているのは学ぶ意欲。そういったことをしっかりとやってくれていて嬉しく思うし、今のところ選手たちは一生懸命やってくれている。

 

 

(中盤が逆三角形になるシステムの手ごたえは?)パターンや動きを選手に要求している部分がある。今日の試合の中で、1つ2つと要求した部分がある。練習から落とし込んでいた部分が動きとして出ていたのを見られた。でも完璧かといえばまだまだ。数日後に練習試合を組んでいるし、そういったところで徐々に要求するものの完成度を上げていきたい。自分は外から見ていて、試合になれば中には入れない。外と中の景色はまったく違うので、そこは選手の判断に委ねなければいけない部分も多い。ゲームを読む力や状況判断が大事になってくる。自分がこうやっていきたいけど、それがしっかりできていない時でも、選手の状況判断が大事になってくる。

 

 

(今日の試合でプレーできなかった松原健、渡辺泰基、それからリハビリの飯倉大樹と山村和也の状態は?)山村だけが治療を続けている段階で、ほかの選手は徐々に良くなっているという報告を受けているし、自分からもそう見えている。メディカルチームが寝る間も惜しまず素晴らしい仕事をしてくれているので、1日でも早い復帰を祈っているが、山村だけはまだ治療をしている」

 

 

 

FW 11 ヤン マテウス

「キャンプということで第一に考えるのはコンディションを上げること。僕自身、合流してから1週間くらいしか経っていないので、積極的にコンディションを上げることを意識した。あとは戦術がシステム含めて少し変わったので、それに慣れることがキャンプの目標になる。新しいやり方も楽しくできたと思う。システムが変わってトップ下が二人になったから攻撃的な選手が多くなり、ビルドアップは前と比べて一人少ない。そこは慣れていかないといけない。ウインガーの近くに仲間がいるとやりやすさはある。そんなに下がらなくてもボールが来るので、このやり方ならもっと裏への抜け出しを意識して、得点チャンスも増えると思う。

ヨコエク

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