エウベルが残留した意味は、ただひとつ。 2023年のリベンジしかない [2024年のチーム編成について]
[2024シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2024年1月9日時点]
※赤字は新加入&レンタルバック&新卒選手
GK:ポープ・ウィリアム、白坂楓馬、寺門陸
センターバック:實藤友紀、山村和也、畠中槙之輔、上島拓巳、渡邊泰基
右サイドバック:小池龍太、吉田真那斗
左サイドバック:永戸勝也、小池裕太、吉尾海夏、加藤蓮
ボランチ:喜田拓也、渡辺皓太、榊原彗悟、植田啓太、山根陸
トップ下:ナム・テヒ、天野純、西村拓真
右ウイング:ヤン・マテウス
左ウイング:エウベル、宮市亮
ストライカー:村上悠緋
※期限付き移籍選手一覧
GK 田川 知樹 → カターレ富山/J3(育成型期限付き移籍延長)
DF 西田 勇祐 → AC長野パルセイロ/J3(育成型期限付き移籍延長)
MF 木村 卓斗 → ヴァンフォーレ甲府/J2(期限付き移籍)
MF 松田 詠太郎 → アルビレックス新潟/J1(期限付き移籍延長)
昨年時点で内定していた事実が続々と正式発表された。
ポープ・ウィリアムの完全移籍獲得は、もちろん一森純のレンタルバックと密接な関係がある。当初、マリノスは一森の完全移籍獲得を目指した。しかし保有権を持つガンバ大阪との交渉は一筋縄にはいかなかった。そこで浮上したのがFC町田ゼルビアのJ1昇格に貢献したポープである。
この選手、時計の針を巻き戻すと一森を期限付き移籍で獲得した2023年初めにもリストアップされていたようだ。さまざまな都合で当時は一森を高丘陽平の後釜として迎え入れることになったものの、適性に関しては当時から注目されていた事実がうかがい知れる。正GK候補として期待したい。
続いて、ナム・テヒ、エウベル、ヤン・マテウスの外国籍アタッカーたちも契約合意に達した。
ナムはトップ下の座を天野純や西村拓真と争う。三者三様のデッドヒートは今から楽しみでならない。それぞれ特徴が異なるだけに、新監督にオプションをもたらす存在にもなるだろう。
エウベルは、もしかしたら最も契約更新が期待されていた選手かもしれない。これだけの実績と実力を持つブラジル人アタッカーである。国内外から注目されていたのは間違いないし、資金力に優れる米国MLSからも熱視線を浴びていた。
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