「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ファビオ2.5 「かなり落ち込んでいた」・榎本2.5 「流れが悪い」 ・ラフィーニャ2.5「けがなく終えたことが収穫」 [川崎戦採点&短評]

【採点&短評】
※5が最高で1が最低。採点は0.5刻み

 

GK 1 榎本 哲也「2.5」

試合後は開き直って苦笑いを浮かべていた。失点場面はどちらもお手上げで、あまりにも悲しい結末だった。ここまで流れが悪いと精神状態を維持できるか心配になる。

DF 15 比嘉 祐介「2」

どうにもミスが多く、頑張っているが相手ボールになってしまうのがもどかしい。技術レベルの差はいかんともしがたく、それでもなぜかボールが集まるから余計に苦しい。

DF 22 中澤 佑二「2.5」

予定通りの時間にベンチへ下がり、ガンバ戦に備えた。前半から苦しい展開だったがファビオとともにどうにか踏ん張った。37歳とは思えないコンディションを維持。

DF 5 ファビオ「2.5」

この日生まれた3ゴールすべてに関与。ゴールよりも2失点に絡んだことに肩を落とし、試合後はかなり落ち込んでいた。ガンバ戦でのリバウンドメンタリティに期待。

DF 23 下平 匠「2.5」

前線との距離が遠く、持ち味のパスを繰り出せない展開に。縦関係を組んだ中島とは練習で一度も合わせておらず、連係不足も露呈することに。

 

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MF 20 佐藤 優平「2」

序盤から守備のスイッチ役を担うように鋭い出足で相手ボールを負った。ファウルになる場面もあったが必要な積極性だろう。ただし攻撃面では違いを生み出せず。

MF 27 富澤 清太郎「2」

ピッチに立っている中では経験ある選手だった。しかしながら全体をハンドリングできていたとは言い難い。効果的な球出しも少なく、消化不良の試合になった。

MF 29 天野 純「2」

前へ行こうという意欲は良いが、そのための精度とフィジカルがともなっていない。終了間際に惜しいミドルシュートを放つも決められず。結果がほしかった。

MF 26 中島 賢星「1.5」

ワンプレーごとに足を止めてしまうのはトップレベルでは致命傷になる。攻守ともにアグレッシブさが足りないのも寂しいかぎりで、18歳の若々しいプレーは見られず。

FW 18 ラフィーニャ「2.5」

サイドを単独で突破するプレーは迫力がある。ただしコンディションは100%とはいえず、最後まで突き抜ける迫力はなかった。ひとまずはけがなく終えたことが収穫。

FW 16 伊藤 翔「2.5」

強引なシュートを放つ場面もあったがゴールネットは揺れず。コンディションは良化傾向にあり、個人的な出来は悪くない。あとはリーグ戦で決めるだけ。

DF 13 小林 祐三「3」

最大の見せ場は82分。高い位置に上がり、ややマイナス気味にグラウンダークロスを送って中島の決定機を演出。あれ以上の仕事を求めることはできない。

MF 7 兵藤 慎剛「3」

ボランチに入ったが、良さが出たのは前線で中継地点になる役割。味方のシュート場面を演出するレシーブ&パスはさすがのレベル。調子は悪くない。

MF 11 齋藤 学「2.5」

アディショナルタイムを含めて15分程度の出場でもチャンスを作るあたりはさすが。しかしながらシュートを2本打っているのだから、1本は決めたかった。

監督 エリク・モンバエルツ「2」

基本的に勝利を最優先にした采配ではないのだから、この結果についてとやかく言うべきではない。プロの興行としての判断は、メディアではなくクラブがすべき。

 

 

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