「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

エドゥアルドは練習合流済みも、依然としてセンターバック不足。 するとシステム変更も自然と視野に入ってくる [ACL③ カヤFC戦プレビュー]

 

本職センターバックは出場するのか

 

リーグ戦が残り4試合と佳境を迎えている状況で、明日は別コンペティションとなるACLグループリーグ第3節カヤFC・イロイロ戦に臨む。

 

 

直近の北海道コンサドーレ札幌戦から中3日で臨む一戦で、土曜日に組まれているアウェイでのアビスパ福岡戦まで中2日と試合間隔が詰まる。これまでのリーグ戦重視のスタンスを踏まえても、札幌戦とまったく同じ11人で臨むということは考えにくい。

冒頭15分のみ公開された試合前日の練習にはユース所属の舩木大輔(3年)、白須健斗(2年)、望月耕平(2年)の3選手も参加。村上悠緋が札幌戦前日の練習で負傷した影響もあり、依然としてフィールドプレーヤーが駒不足に陥っているための応急措置である。

 

ユース 舩木大輔(3年)

ユース 白須健斗(2年)

ユース 望月耕平(2年)

 

グラウンドにはエドゥアルドの姿があった。順調に回復しているのは明るい材料で、強度の高いシュートゲームに加わっている様子からも試合復帰は遠くなさそう。一方で焦っての公式戦出場には再発のリスクが伴う。福岡のように肉弾戦や空中戦を得意とする相手には背番号5が欠かせない。ボールを持って主導権を握る展開が想定できるのであれば、明日のゲームで無理をさせるメリットはない。

 

 

無理をさせないといえば、フィールド最年長プレーヤー實藤友紀の起用法も難しい。札幌戦ではリーグ戦今季2度目の先発で、ベテランらしい立ち居振る舞いでチームに活力をもたらしてくれた。ただし、その試合の後半途中に足を攣っていたことからも連戦になるとコンディション面に不安が付きまとう。無理強いは禁物かもしれない。

 

 

週末の福岡戦を負傷明けのエドゥアルド&ベテランの實藤というセットで戦うプランがあるとしたら、明日のスタートにセンターバックがいない可能性が浮上する。札幌戦を榊原彗悟、松原健、喜田拓也、吉尾海夏という4バックでクローズさせたことを考えれば特別な驚きはないかもしれないが、依然としてセンターバック不足の事実は変わらない。

 

 

 

週末以降のリーグ戦につながるヒーロー誕生に期待

 

するとシステム変更も自然と視野に入ってくる。

前日会見でのケヴィン・マスカット監督の言葉が引っかかる。

 

 

ヨコエク

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