「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ルヴァン杯札幌戦で右サイドバックとしてフル出場した村上悠緋。 「自分の中で自信になったので、もっともっと頑張りたいと思いました」

ニッパツ三ツ沢球技場に新たな右サイドバック候補が舞い降りた。

FW登録の村上悠緋、22歳だ。

 

 

ルヴァンカップ準々決勝第2戦の北海道コンサドーレ札幌戦で、プロ入り後初めて90分間ピッチに立った。これまでは途中出場、あるいは途中交代で、直近の公式戦フルタイム出場はすぐに思い出すことができない。

「練習試合を除けば大学時代以来だと思うので、ちょうど1年前くらいが最後かもしれない。アウェイでの第1戦は前半から飛ばしていたけど、終盤に足を攣ってしまって……。これでは最後まで体力が持たないと思って、第2戦は少しコントロールしました。右サイドバックで90分間プレーするのは、までとは違う疲労感があります」

 

 

茶目っ気を交えて言った。3-0のリードで精神的な余裕があるとはいえ、ゲーム終盤は少なからず疲れていた。でも、なにより楽しかった。

「(勝利は)最高でした。チームが難しい状況のなかで久しぶりに勝てたこともそうですし、自分がフル出場して勝てた喜びもありました。自分の中で自信になったので、もっともっと頑張りたいと思いました」

 

 

満面の笑みに充実ぶりがうかがえる。

 

ヨコエク

(残り 391文字/全文: 905文字)

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