藤田譲瑠チマがシント=トロイデンVVに完全移籍。 移籍金が満額で支払われるため、マリノスとして慰留する余地は残されていなかった
パリ五輪世代の主力ボランチが念願の海外移籍を実現させる。
マリノスのMF藤田譲瑠チマ(21)がベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVに完全移籍することが25日までに決定的となった。
藤田は2022年に徳島ヴォルティスから完全移籍で加入。加入初年度は29試合に出場してリーグ優勝に貢献し、今季はここまで17試合2得点を記録している。攻守に幅広く関われる高性能ボランチで、得点力にも磨きがかかりつつある。
かねてより海外志向を公言していた。だが、最近は焦燥感とともに日々を過ごしていたかもしれない。同世代の選手が続々と海を渡っていく昨今、自身は喜田拓也と渡辺皓太の後塵を拝しているからだ。
そんな最中、多くの日本人選手がステップアップのきっかけを掴んだシント=トロイデンからオファーが舞い込む。当初は買い取りオプション付きの期限付き移籍が提示されたが、マリノス側はこれを固辞。こうして出し直された条件が完全移籍でのオファーだった。
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