「今度はアマチュアではなくプロ相手にゴールを決めたい」(天野)・「格下だけど絶対に難しいゲームになる」(藤田)+喜田・奈良輪他 [北九州戦前コメント] -1,190文字-
【試合に向けて】
DF 24 奈良輪 雄太
「チームに してみれば相手は格下なのかもしれないけど、自分個人としては格下だと思っていない。天皇杯は去年から出させてもらう機会が多いけど、毎回のように難しい 試合になる。立ち上がりが大事になるし、厳しい試合になることを覚悟して臨みたい。去年よりも自分んに求められるものは多くなっているけど、実際に試合で できることは限られている。自分個人としては試合に出ることで成長を実感できているし、それによって練習の景色や周囲との関係性も変わってきた。与えられ たチャンスを生かして、出場した試合で結果を残したい」
樋口 靖洋 監督
「北九州は守備の堅いチーム。戦い方が整理されているし、それがJ2で4位という結果に表れている。先制点を取ったあとの戦い方は徹底されていると感じる。受けて立つのではなく、叩き潰さないといけない。相手がどこであれ、ウチはアグレッシブに戦わないといけない。
ラフィーニャがリーグ戦で結果を出したことで、何人か目がギラギラしてきた。伊藤翔なんかはそう感じるし、藤田は黙々とやるべきことをやっている。矢島もけがから復帰してきた。チャンスを与えたいと思う選手、しっかり準備ができている選手がいるポジションはターンオーバーしたい。それによって競争力が上がるし、疲労を取りたい選手もいる」
MF 28 喜田 拓也
「いつもどおり、いい準備をして試合に臨みたい。先発はいままでなかった。自分が入ることでチームに勢いやアグレッシブさを与えられるようにやりたい。U-21日本代表のことよりも、まずチームでいいプレーをして、結果的に代表がついてくればいい。自分のいいところは、どんな状況でもひたむきにやれる。それがストロングポイント。去年はベンチ外が続いたけど、いつも練習から何が必要かを突き詰めてやってきた。とは言ってもまだ何も結果を残していないので、試合に出てアピールしたい」
MF 28 天野 純
「先発か途中かわからないけど、自分としては試合に出る準備をしている。前回の天皇杯では先発してゴールという結果を出せた。それがあったからリーグ戦でもベンチに入ることができたと思っている。ただ、そこでチャンスをもらうことはできなかった。だから結果が足りないということ。今度はアマチュアではなくプロ相手にゴールを決めて自分の存在をアピールしたい」
FW 19 藤田 祥史
「どういう形であってもチャンスはチャンス。自分が存在をアピールするには試合に出てゴールを決めるしかない。ラフィーニャはリーグ戦でしっかり結果を残しているので、自分もそれに負けないくらいのインパクトが必要。(伊藤)翔とは2トップを組んだことがあるし、アシストを受けてゴールを決めたこともある。お互いの距離感を考えながらプレーしたい。相手は格下だけど絶対に難しいゲームになる。それを覚悟して戦いたい」