「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「甲府戦と鹿島戦で自分たちのサッカーをどうすればいいかわかった」(俊輔)・コンディションの問題ではない(藤本) +中町・中澤他 [メルボルン戦前コメント]

【試合に向けて】

DF 22 中澤 佑二

「体調はバッチリ。僕は中3日のゲームなら大丈夫。それにナイターゲーム だから時間もある。相手は移動があって大変だと思う。それなのにホームチームがコンディションが悪いとか言っていられない。試合序盤から積極的にゲームを 進めて勝ちたい。決勝トーナメント進出には勝たないといけないし、そのためには先に失点したらいけない」


樋口 靖洋 監督

「中3日だからコンディションは十分戻る。絶対に勝ち点3が必要な試合。ここで勝ち点を取れなければグループリーグ突破の可能性はほぼなくなる。3連勝を狙う一発目。アウェイでメルボルンから勝ち点3を取らなければいけなくなった。初戦の全北現代戦を引き分けて、広州恒大は難しい相手なので引き分けて、メルボルンに勝つ。勝ち点5で後半戦を迎えられたらという目算はあった。
鹿島戦は前半のペースを最後まで続けられなかった。前半は今シーズンの中でも一番良かった時間帯もあった。前への意識やボールを奪い位置、選手の位置関係も良かった。後半は正直、足が止まった。相手ボールに対してプレッシャーに行くのも遅れた。前半のスタイルを続けたい。それはウチのスタイルとして大事な部分。あれを後半も続けて結果を出せれば」

 

下バナー

 

MF 10 中村 俊輔

「ウチはアグレッシブなサッカーで勝ってきたから、連戦でコンディションが整わないときつい。去年の仙台もACLに出場して、そうだった。鹿島戦はなるべく前でプレーしていたけど、理想は後ろでボールを落ち着かせながら周りを上げて、短い距離を走らせる展開。それで最終ラインでボールを取られたらオレのせい。甲府戦と鹿島戦で自分たちのサッカーをどうすればいいかわかった」

 

MF 25 藤本 淳吾

「鹿島戦の反省を生かしてチームとしてのボールの動かし方を考えたい。鹿島戦ではポジションチェンジが少なくても、同じ場所で動かずにポゼッションしていた。鹿島にうまく守られたというのもあるけど、後半はウチの運動量がガクッと落ちた。コンディションの問題ではなく、そのあたりがまだまだ。ホームなので内容は大事だけど、まずは勝たないといけない」

 

MF 8 中町 公祐

鹿島戦は自分としては動けていたし、ボールフィーリングも悪くなかった。だからあの結果にはちょっと納得していない。シュンさん(中村)が高い位置に取ることも下がることも両方に意味があるけど、鹿島戦に関して言えば失点して1-1になったあとの時間帯は下がってゲームをコントロールするほうが良かったかもしれない。どちらにも意味があるけど、どちらか一辺倒になってはいけないということ」

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ