「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「0.8点くらいは勇蔵くんのゴール(笑)」(伊藤)・「ああいうゴールは大事」(齋藤)+栗原・俊輔他 [徳島戦後コメント] -1,300文字-

【試合を終えて】
FW 16 伊藤 翔

「0.8点くらいは(栗原)勇蔵くんのゴール(笑)。でも、あそこにいるこ とが大事。あそこにこぼれてくると思って入っている。匂いにするところに入っていけているのはいいこと。水曜日のACLは休ませてもらったので、今日は周 りの2倍くらい走らないといけないと思っていた。これまで誰かのゴールに刺激を受けるということはなかったけど、ACLで(端戸)仁がゴールしたことで、 もっとやらなければいけないと思った。自分に甘さがあった。そういう中で結果を残せてよかった。チームとしては2点目を取ることが課題だった。少しはチー ムを勝たせることに貢献できたと思う」

樋口 靖洋 監督

「リーグ戦は開幕3連勝という形でスタートが切れた。まず90分を通してゲーム自体をしっかりとコントロールできた。守備を固めてくるチームに対して、アドバンテージを取るのはセットプレーがポイントになると話していた。その部分をしっかりと表現してくれた。また、流れの中でもボールを持つことをしっかりと意識しながらテンポを変えるというのが一つのテーマだった。前半は少しテンポが落ちるケースもあったが、しっかりと相手の間、間に顔を出しながら隙をみて縦の裏に出て行くという面では、ある程度チームがやるべきことを共有できたと思う」

 

 

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MF 10 中村 俊輔

「セットプレーから先制点が入ったのが大きい。ACLから中2日のゲームで13時キックオフという厳しい日程だったけど、そういう状況でもしっかり戦って勝つというメンタルは2年くらい前から上がってきていると思う。こういう試合はセットプレーが多くなる。相手が嫌がるところに蹴るのが大事。あとは中との共通理解だけ。もうちょっと先にボールに触る場面が増えたらいい。2点目はこぼれ球だったけど、キレイな点はなかなかない。ACLでも結果を残すためにはタフなチームにならないと。そのために途中から出てきた選手が重要になる。三門はアグレッシブにプレーして得点に絡んだし、(佐藤)優平もよかった。チームが成長しつつ、勝ち点を積み上げられるのはいいこと」

MF 11 齋藤 学

「セットプレーのこぼれ球には自分と(栗原)勇蔵くんと(伊藤)翔くんが詰めていた。徳島の選手よりも反応が早かったと思うし、ああいうゴールは大事。ちょっとした泥臭いゴールで勝負は決まる。それと最後の3点目はキレイな崩しもあった。でも、もっと圧倒できた試合だと思う。自分もゴールから遠ざかっているけど、もっと怖い選手になっていかないと。あとはJリーグでは勝てているけどACLで勝っていない。強いチームがそれではいけない。移動や日程は言い訳にしかならない」

DF 4 栗原 勇蔵

「最後のところで体を張って無失点で終われば集中と緊張感が続くし、次につながる。言い方は悪いかもしれないけど、いきなり強い相手と戦うのではなく、少しレベルの落ちる相手と戦いながらしっかり勝ち点を積み上げていくほうがいい。勝てれば自信になっていくから。次はACLのアウェイゲームなので大変だと思うけど、強くなるためには勝たないといけない。結果を出して帰ってきたい」

 

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