「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「前が毎試合しっかり点を取ってくれるので、しっかり勝てた。DFとして無失点で勝てるのは気持ちがいい」(畠中)・「全体の意識が感じられたし、自分たちのサッカーを見せられた」(ポステコグルー) 他 [浦和戦後コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

「いいゲームだった。みんながハードワークして、前からしっかりプレスに行った。全体の意識が感じられたし、自分たちのサッカーを見せられた。3ゴールしたが、もっと取れた部分もあった。でも今日のパフォーマンスとしては、みんながハードワークしてよくやってくれたと思う」

 

 

 

――前田選手は調子が良さそうで今日も2ゴールした。彼がチームに与えている影響は?

「本当にハードワークしてくれる選手のひとりだ。プレスに行くことでチームを助けてくれるし、FWとしていいエリアに入り込んでいける。去年は途中加入で練習もあまりできなかったが、今年はプレシーズンからしっかり準備して自分たちのサッカーへの理解が深まっている。とにかくハードワークした結果、ゴールというところでも結果がついてきている。彼がやっていることがチームの助けになっている」

 

 

――マルコス・ジュニオールが本来の力を発揮したように感じる。彼のパフォーマンスへの評価は?

「毎試合良くなっていっている。シーズンの最初はケガをして難しかったが、マルコスのような選手がハードワークすることがチームの助けになる。彼は3年目になるが、止まっているわけではなく成長しているし、強さが感じられる。彼だけでなく全員がハードワークし、チームのために戦う姿勢が見られる。今シーズンは交代出場の選手もプラスの力をもたらしてくれている。去年よりもアグレッシブさを出せるようにやっていきたい」

 

 

――今日は90分通してハイラインを保ち、守備がアグレッシブだった。ボールを失った瞬間からもう一度攻撃につなげるための選手たちのアクションをどのように評価している?

「切り替えのところで慌てずやったのが良かった部分。前に速い選手を置いていて、特に後半はそういう部分からチャンスを作っていたと思う。前半の残り10分は疲れも出てボールを失ってしまったが、後半は相手陣地に入ってからも緩急をつけて、タイミングを見て前方向にスピードアップする部分が見られた」

 

――ある程度メンバーを固定したいと話していたが、今年のベースになるチームが見えてきたのでは?

「状況によって変化が必要になってくると思う。試合は中23日でやってくるし、ケガ人の状況もある。今日の試合ではティーラトンがケガをしてしまった。自分たちが準備段階のところで柔軟性を持って変えてできるところを見せたいし、最終ラインは4枚だけでなく3枚でもできるように準備してきた。今日はポジティブな部分が見られたと思うけど、もっと伸ばせると思う。エウベルも岩田も加入して間もないので、彼らが自分たちのサッカーを理解して、これからも続けていくことが大事だ」

 

 

FW 38 前田 大然

――3試合連続ゴールだが、去年のパフォーマンスとまったく違うように見える。何が変わった?

「自分ではあまりよくわかっていなくて、でも去年はサイドにずっと張ってプレーしていて、今年はサイドでやる時でもどんどん中に入っていこうと自分なりに考えてやっていることがハマっているのかなと」

 

 

――守備のところがハマっていて、そこでリズムをつかんでいるのでは?

 

ヨコエク

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