「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「3枚替えだったので、この3人で流れを変えようと話していた。(水沼からの)クロスの質は完璧だった」(オナイウ) 他 [湘南戦後コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

「エキサイティングなゲーム展開だったと思う。たくさんのゴールが生まれ、湘南は守備でもハードワークしてタフなゲームだった。でも自分たちもいい形で途中出場の選手がインパクトを残し、チームにエナジーを吹き込んでくれた」

 

――3人の交代が大きく流れを変えたと思う。彼らに期待していたことや投入の意図、あとは残してくれた成果について詳しく聞かせてほしい。

「特別なことはないが、湘南は守備でハードワークしていて、その中で自分たちがしっかりボールを支配し、もう少し力強さがほしかった。フレッシュな選手を入れることで質が高く、ゲーム展開を変えてくれると思って後退した。今シーズンは特に戦術的な交代があると思うし、今日もそうだった」

 

 

――終盤、選手たちの声の力がエナジーをもたらしていたと感じた。特に喜田や水沼が声を出して良い雰囲気を作っていた。チーム内での声かけについてどう感じている?

「去年優勝した中で、選手たちには『今年はチャレンジのシーズンになる』と言い続けている。毎試合チャレンジの精神が必要で、11人の選手だけでなく、今シーズンは特に全員を必要としている。今度の日曜日も試合なので、また誰が出場するか考えながら、準備してほしいと思っている」

 

――中断前のチームのクオリティの高さを見た時に、中断後はもっと進歩しているのではないかという期待があった。今日は相手が強かったこともあったが、選手層が厚くなったことでオートマティズムの部分で時間がかかっている印象もある。どういった想定をしている?

「難しいシーズンになることは分かっている中で、どのチームも自分たちを倒しに来る。この前の試合でもボール保持率は70%を超え、今日も70%は支配していたと思う。自分たちはチャンスを作った中で3点取り、もっと決めるチャンスもあった。数ヵ月間の時間があって、コンビネーションが上手くいかない部分もあったと思うが、これからの試合でもっと良くなっていくと思う。自粛期間は力強さを保つように選手やスタッフに言っていた。どんどん良くなっていく傾向にあると思っている」

 

――特に喜田選手が大きな声でチームを引き締めていた。彼のリーダーシップについて聞かせてもらいたい。

「素晴らしいリーダーシップを取ってくれる選手だと思っている。しっかり話すことができるし、重要な選手であることに変わりない。ただ2試合フル出場して、毎試合使うのは難しくなってくるかもしれないが、しっかりやってくれると思う。オフ・ザ・ピッチでもしっかりやってくれているし、本当に大きくなっていると思う」

 

 

MF 39 天野 純

――2得点について教えてください。1点目は狙った形だったのか、2点目は欧州で前への意識を強めた成果に見えたが、成長が見えたのかなと思う。

「まず1点目については、あそこでボールを持った時に阿道と宏太くんが見えていたので、アーリークロス気味に狙おうと思ったけど、GKが出ていたのであのあたりに落ちればいいなと思った。風も吹いていて、いい感じに流れてゴールになって良かった。2点目は、ああやってエリア内に侵入していくのは去年含めてあまり多くない形だったけど、あそこでゴールを決め切れたのは成長を見せられたかなと思う」

 

 

――天野選手含めた3枚交代から流れが変わったが、ボスからどのような指示があった?

 

 

ヨコエク

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